神社に呼ばれて 京都と伊勢5(神様からのメッセンジャーの運転手さん)
こんにちは
あなたは、バスとタクシーでは、どちらがお得だと思いますか?
前回の続きですが、前回はこちら
私たちは、外宮の鳥居をくぐりました。
やっぱり伊勢神宮はいつ行ってもいいですね。
というても三回目ですが。
初めて行くまでは、一生のうちに伊勢神宮に行くことあるんかなあ。と思っていました。
懐かしいですね。
たくさんの人がさすがにお正月だけあっていました。
正宮?に行って、お祈りをすると、
白い布が風に吹かれて
むこう側まで見えました。これはウエルカムのサインです。
さらっと外宮はお参りして、
次は内宮へ向かおうと思いました。
内宮へ向かうバスのところを見ると、
もう私たちがげんなりするほどの多くの人が並んでいました。
私たちは、バスのチケットを持っていましたが、無理よね。と、言わずとも二人とも思っていました。
「タクシーで行こ」
誰からともなく全員言いました。
タクシー乗り場も行列ができています。
でも、さすがにこの時期、どんどん前へ進んで行って、
やっとタクシーに乗りました。
運転手さんは、
「参道と、他の道があるんですがどちらから行きますか?」
「ほかの道で」
旦那さんは答えました。
「わたしはお伊勢さんの検定の上級を持っているんですよ。
これを持っているのは12人だけなんですよ。」
「ラッキーやね。」
私は隣に座っている子供に言いました。
「伊勢神宮は個人的なお願い事をするのではなく
感謝するところだというのはご存じですか?」
「はい」
私は答えました。おととし行った時、初めてメッセンジャーの運転手さんに聞いて知ったんですけどね。
運転手さんは、内宮が先に来たこと、また
「外宮の神様は京都から来られて、、、」
と言うと、子供が私の方をはっとした顔で見ました。
私は「何??」と思いました。
後で聞いてみると、自分たちが京都から来たからだということでした。
私も外宮の神様が京都から来たことは初耳でした。
ほんと、偶然私たちも京都に泊まっていたから子供もはっとしますよねえ。
「願い事をできるのは、どこそこ・・・」
と運転手さんは早口で説明していました。
私たちが選んだ他の道は、参道より短かったからだと後で思いました。
この運転手さんが今回の旅のキーとまたなったのです。
「早朝参拝は本当にいいですよ。冬至からお正月にかけては、
あの鳥居の真ん中に太陽がちょうど来るんですよ。。。」
運転手さんは自分のスマホの写真を見せてくれました。
「去年たまたま冬至に来て見たんですよ。」
わたしはもう年が変わっていることも忘れて言いました。
「神宮会館をご存じですか?あそこはいんですよ。
内宮に一番近いし、神宮会館の人が早朝参拝につれて行ってくれるんですよ。
安くて、旅行会社が入っていないから個人でとらないといけないんですよ。
1年後の予約を取って帰る人もいるから、なかなか取れないですけどね。
調べてみてください。」
なるほど。今度いふもしも伊勢神宮に行く時の宿は、神宮会館やな
とその時私は思ったのです。
後で調べてみると、ネットの旅行会社は入っているようでした。
お正月とか、冬至とか人気の日はもう1年前から予約済み、ということではないかなと思います。
こうして次いふもしも伊勢神宮に行く時の宿を指定というか、
お膳立てというか、神様かガイドにしてもらっているかんじが私はしたのです。
しかも、この運転手さんの言葉の中にのちのち、内宮にお参りするとき、私たちが家に帰ってからも
かなり重要なメッセージが含まれていることに気づくことになるのです。
ここで冒頭のなぞの私の質問に帰るのですが、
この前も旦那さんと話していたのは、
「タクシー、
そう考えると高くないよねえ。」
ということでした。
伊勢のタクシーの運転手さん、私たちの場合、毎回重要なメッセンジャーなのです。
タクシーの運転手さんにお礼を言って、内宮へと向かったのでした。
つづく
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