見出し画像

もう初心者とはいわせない!UVレジンを楽しむ本〜着色編〜出版裏話

【UVレジンを楽しむ本】シリーズ


もう初心者とはいわせない!
UVレジンを楽しむ本
〜着色編〜

出版致しました✨

読み放題対象書籍です。

初めての登録で30日無料で読み放題対象書籍が読めます。↑クリック

私の中で
安全性を重視した基礎編

封入物もUVレジンに向き不向きがあるので
それをまとめた封入素材編

電子書籍出版の裏話一覧はこちら

そして今作の着色編の3冊で
私が作品を作ったり
ワークショップをしたりする上で
気を付けていたり
「うまくいかない。どうして?」と思った部分を
調べたり、メーカーに問い合わせたりして
得た知識や考察・検証結果を
ぎゅーっと入れ込みました!

なので実は3冊揃って
『基礎編』としたい所ではあります。

私の1作目は2022年7月に出版したので
足掛け2年で完走した3冊でした…✨

3冊目はサクッと……?

最初からおおまかな構想はあったので
2冊目を出版した2023年2月の時点で
「まぁ半年あれば出せるかなー」と
思っていました。

執筆しだした当初から
目次は大きくは変わってないのですが
内容の濃さはどんどん沼にハマっていくことに…!

沼にハマるきっかけはピカエース様!

私はピカエースの透明顔料は
ネイリストになりたての頃
かれこれ18年ほど前から使っていました。

その当時ジェルネイルがまだ流行りはじめの頃で
今ほどメーカーも多くはなく
ジェル自体もとても高価で
サロン勤務入りたての新人の給与では
何色もカラーを揃えられるものではありませんでした。

なのでベースジェルに透明顔料を混ぜて
オリジナルのカラージェルを作る
というのが割とメジャーだったと私は認識しています。
※ベースジェルと混ぜてるからと言ってベースジェルを塗る行程を省いてはいけませんよっ

ラメやホログラムも他社とは桁違いに美しく
種類も豊富で
蓄光顔料の光の強さや色の豊富さ
日光下の時の色と暗所での光の色が違う物もあったり
ピカエース商品が優れているのは
その当時から知っていて
「いつかピカエースの本店に行ってみたいな〜」と
思っていたのです(*´ω`*)

念願叶った2023年6月。

まず帰り際に思ったのが
「この密度濃く教えてくださったことを
形に残したい!理解したい!」

執筆しだした時には
「着色剤の種類4つと着色のやり方」
「基本は3色+2色あれば全部色が作れますよー」
くらいでいいかなと思っていたのです。

これが基本3色を混ぜて作ったものです

ピカエースの倉地社長にたくさん教えて頂いた中で
一番キーになったのは
「顔料は『色だけあればいい』ではない。
白が基本にあった上に色」

と教えて頂いたことです。

私も色に関しては色彩検定2級までは取得しましたが
何しろ塗料や顔料に関しての知識ではないので
全部が繋がっておらず
帰ってから社長から教えて頂いたオススメ書籍や
私が勉強した時の色のテキストを日々読み直し
もっと分かりやすくできるように検索したりChat GPTも使ってみたり
他の業務と並行しながら勉強しました。

そうしてきたら
『みんなのピカエース情報まとめレポート』のサイトにあった

原理になる部分がなんとなく分かってきて
だとしたらそもそも色の見え方から説明があるといいのかも…?
これが分かってると蓄光の色にも繋がってきて…………

(ΦωΦ)どっから書けばいいのだ?

そうして追加された第2章なのでした。

小学生くらいの子どもにも何となくでも分かるように
どうしたらいいかなぁ〜と考えて人が色が見える仕組みを
図解にしてみたのですが

あくまでイメージですよ!!!

「錐体がピクトさんになってるのが斬新だなって思ってた」
と某御方に言われるピクトさん表現の錐体細胞(笑)

緑の錐体が感知してるよ!というのを表現するためにこのピクトさんにしたら
「緑のピクトさんが気になりすぎて内容が入ってこない」と言われボツになった初期ピクトさん…

本には色を感知する錐体細胞しか書いていませんが
光の明暗を感じる「桿体」はこんな感じだろうか…
くっきりじゃないだろうしなぁ〜…
なんて脱線もしつつ今回は「重要なのはそこじゃない」と
ざっくり削除…。

桿体細胞をピクトさんで表現したらこんな感じ?

理論的な部分はよし、書けたー!と思ったらお次の課題は

サンプル沼

何しろ今まで「これとこれとこれ混ぜたらこの色ができるねー」と
脳内で考えて作っていたので
色のサンプルはなかったのです。

変化が分かるように同じ形、同じ厚みのサンプルを…………

60個…!!!!!
他にも濃淡や

同じ濃度で作ったサンプル

他にもどれくらいの割合で比較したらいいかなど
試行錯誤した諸々の試作も入れたら…

レジン液をこの本1冊書くのにどんだけ使ったのか
もうさっぱり分かりません…。
少なく見積もっても200gのボトル1本は消えたと思います…(°▽°)

↑星の雫と月の雫両方使ってます。
500g売りもあるの知ってますがボトルのまま使うのに
そんなに違和感のない200gを愛用しています。

その上私のドジも発覚し
間違えて旧タイプの着色剤を使ってしまっていて
「あぁぁぁぁぁ!同じのを作ろうと思ったら
パジコの着色剤は2021年にリニューアルしてるんだから
ほぼ売ってないじゃないかーーーーー!」と
一瞬心が折れました…orz

今売られているパジコの着色剤『宝石の雫』は
旧タイプよりもクリア感が増しているので
色がやっぱり違います。
(メーカーサイト曰く旧タイプと同じ濃度にするには2倍の添加が必要だそう)

基本の12色作った段階で気付いたので
傷は浅かった(?)のですが
これが60個作ったあとに気付いてしまったら
立ち直れなかったかもしれません💧

そんなうっかりも乗り越え
基本の3色+2色で作ったサンプルは
割合もきっちり計算して割り出し
0.01gまで量れるスケールで
計量をして作りきりました…!

こちらの半球モールド(型)の一番小さいので
全て作ったのですが

気泡が自然に抜けるまでどれも半日以上置いてから
硬化させたりしていたので
とっっっっっ…………ても時間をかけました。

気泡を早く抜くためのエンボスヒーターは
持っていましたけれども

いくら風の少ないドライヤーみたいなものだとしても
風の影響で誤差が出たり
熱が加わることで体積が変わることってないかな?と思って
使いませんでした。

なのでこの60個を作るだけで
作業部屋に寝泊まりした状態で1週間近くかかりまして💧

これを作っただけでももう満足…と終わりかけた今年の2月でした。

色の本だからこだわりが…!

次に苦慮したのは写真撮影と加工でした。

もちろん見るデバイス(スマホ・タブレット・パソコンなど)で
色の見え方が違うのは重々分かってましたが
少なくとも私のパソコン(Mac)で実物に近い形にしようと
編集を重ねましたが

背景はこうした方がいいのかなぁとか

太陽光で撮影が一般的ですが
レジンの透明感や艶感で逆に色が見えづらくも感じてしまったり
半球ゆえの厚みが違う感じが仇となりました。

一番撮影に苦労したのが

左が一番薄い(透明感がある)のですが
これが全然真ん中のと違いがはっきり写せず
私ではこれが精一杯でした…。

お金と時間があれば
プロに撮影をお願いした方が良かったよなぁ…と
思うところでございます(^_^;)

書籍の内容以外の作業沼

中身もできたぞーとなった後に待ち受けていたのが
ブログ記事5本と動画の制作、LINE公式での読者プレゼントでした。

過去2作とも『作ってみよう』の章でのレシピは
動画と簡易レシピを付けていました。

書籍に載っている作品は
ワークショップにもどんどん使ってもらって構わない。
なんならUVレジンが楽しいものって
広めてもらえるならやってやって〜〜〜と思っているので
ワークショップの時にあると便利な
お客様に説明する時に使える簡易の手順を
LINE公式からキーワード入力すると
ダウンロードできる場所へアクセスできます。

やってほしいのだからもちろん
ショッピングリスト付き!

どこで買えるかは…色々廃盤や新しくなったりと
変化は結構あるものなので
あえての記事にしています。

それから着色剤の種類についても書いていますが
「具体的にこれですよー」というのも
書籍に書いてしまうと商品に変化があった時に
改定改定と大変なことになるので
紹介記事を…4つ。

書籍の内容に入魂しまくったあとに来た
この5つの記事と動画作成と作業量の多さに
気が遠のいたのが今年の3月〜6月…。

それでも一個ずつでも…やるんだ!と
コツコツ進めて7月中旬にようやく原稿が完成!

関係各所に内容の確認を頂いて
「よく勉強されましたね」のお言葉に泣きそうになりながら
達成感に満ちあふれて……
最後の砦!!!!!

毎度恒例徹底チェック!

私はKindle出版サポートを現在は主軸で活動している
Contigo編集部の編集部員です。

このContigo編集部では
招待制のお互いに原稿をチェックし合ったり
出版を共に励まし合う
「つみあげ会(みんなで出版会)」というのがありまして
そちらにお願いしたら…

修正検討のご指摘が71か所(´;ω;`)ぶわっ

特にカラーの専門家のS子さんと
ブログ集客講師のA香さんの
細部に至る分かりやすさを追求したご指摘が
バンバン…しかも同時期に見てくださったようで
コメントが入ると自動で送られるメールの通知が
止まらないのに思わず笑ってしまいました!

もう本当に一つ一つに「より原稿を良くしよう」と
愛情詰まったコメントに
「ありがたい」以外の言葉が見つかりません✨

そうして「もっと伝わりやすくするには?」を
改めて考えて皆さんの後押しをたくさん頂いて
出版までこぎつけることができました✨

こちらの皆様には頭が上がりません
仲間の存在はとってもありがたい!

表紙の制作はもちろん

今回も表紙は、あっか(鈴木秋香)さんに

原稿の大筋を書いた部分と
写真を添付して丸投げしましたヽ(=´▽`=)ノえいやー

要望は『なし』!っていう
雑さ加減がひどい発注でも
すぐに草案送ってくれた神なあっかさん…✨
※真似してはいけません

シリーズ続けて全て制作頂いているので

シリーズ物として3冊並べた時に、やっぱりカラーバランスが良いのが黄色系かも!?と思ったので、同じパステルめの雰囲気のオレンジ寄りイエローで仕上げてみましたがいかがでしょうか

文句なし!麗しいっっっ!と
まるっとオッケー✨
(逆に私が「右下に入れるはつみさんのプロっぽい写真をください」と依頼あったくらい…プロっぽいとは…と考えながら撮影しました)

3冊シリーズになったときの画像を見ても

統一感あるぅ〜〜〜〜〜✨
さっすがーーーーー!!!!!!

今回の書籍の表紙は本当にタイムリミットが決まっていて…
あっかさんは今年の3月に第4子を出産。

出産前に表紙だけは作ってもらわなきゃ!!!と
年明けからものすごく焦りがありました…!

2月下旬に依頼して3月の出産前には
SNSでもアンケート取ってご意見も頂いたので
修正お願いしてギリギリ間に合って本当に良かった(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

紆余曲折ありましたが
7月29日に無事出版申請して販売されましたーーー✨

多忙ゆえのほったらかし〜〜〜なのに!?

私ボランティア活動を24年間しておりまして
7月28日から毎日協働センター出勤状態が続いておりました…。

こちらのイベントの直前1週間、協働センター全館貸切で
イベント準備を行うので、まー結構大掛かりなわけです。

しかも今年は例年より
中学生ボランティアの人数が少なくて
手が足りない!(けど中学生が優秀で想像以上にやりきりました✨)

なので全く告知できる感じでもなく必死だったのですが
ありがたいことに

新着ランキング
・工芸・クラフトカテゴリ
・手芸・クラフトカテゴリ
・ファッションカテゴリ
・実用・工作・趣味カテゴリ
・絵本・児童書カテゴリ

有料売れ筋ランキング
・実用・工作・趣味カテゴリ

にて1位の6冠✨

更に実用・工作・趣味ではベストセラーの帯も付きました!!!

何にもしていないのに売れて
1位やベストセラー…。

きっとこの理由は『シリーズ』にあると思っております。

最初出版した時には私と出版後にチェックしてくださった方の
Unlimited(読み放題)で
読んだページ数だけだなーと思っていて
7月31日にはLINE公式でもお知らせを入れたのですが
売上は全く振るわず。
(無料キャンペーンもお知らせしたのでそのせいもあるかなと)

ふと「あ。シリーズ設定するの忘れてた」と思い出し
出版後4日経ってからちゃちゃっと申請したのです。

そうしたらグーンと閲覧数や購入数が増えて
一気にランキングも上がっていったのです。

「継続して出すことやシリーズ設定…
売上上げたいなら効果的なんだなぁ〜」
なんてのほほんと見ていました(*´ω`*)ありがたや〜〜〜

この辺りはContigo編集部のういこ編集長が
「Kindle出版は継続が大事!」って
仰ってる通りだなぁ〜なんて思っています✨

↑こんな有益記事も編集長書いてますよ〜〜〜!

お値段…安すぎかも!?だけど…

無事に出版されましたこちらの書籍。

お値段なんと350円です!(`・ω・´)シャキーン

こんだけ色々詰め込んだし
完成に至るまでにやったことも
レジン液も大量に使ったけど(白目)
決めていました350円と。

というのも冒頭に述べた通り
基礎編、封入素材編、着色編の
3冊合わせて基礎編としたいくらい
UVレジンの知っておきたい知識を
ギューッと入れているので
3冊全部読んでいただきたいのです。

なので全部合わせて1,000円ぴったりになるように
金額設定させて頂きました✨

この3冊はUVレジンをやっていて
「どうして思った通りにうまくできないんだろう?」
って思った時にも読んでもらいたい。

多分どれかの書籍には解決の糸口があると
私は思っています(*´ω`*)

無料キャンペーンのお知らせ

さてさて今回も行いますよ!
無料キャンペーン✨

出版記念として
8月9日(金)16:00から
8月11日(日)15:59まで

無料でダウンロードできます!!!

0円で購入する、という手続きになるので
有料で購入した場合と同じく
一度購入した物はキャンペーン終了後も
いつでも無料で読めます!

無料キャンペーンは1回しか行いません!

この機会にぜひゲットしてくださいね♪

3冊とも読み放題対象書籍です。

初めての登録で30日無料で読み放題対象書籍が読めます。↑クリック

はつき工房について

自己紹介記事はこちら

提供メニューについてはこちら

LINE公式の登録はこちら

今までのはつき工房のブログはこちら

はつき工房オンラインショップはこちら

委託販売:CAFE OVER FREE
場所:愛知県豊橋市西岩田4-3-16
Tel:0532-75-3463
定休日:毎週日・月曜
定休日:日・月・水・金曜
営業時間:火・木曜日 9:00〜14:00
土曜日 8:00〜12:00

日常や紹介したい人・場所を綴るブログはこちら

ご依頼のお問い合わせフォームはこちら

kindle出版

kindle 読み放題対象です。初回30日無料なのでぜひ!↓


いいなと思ったら応援しよう!