実際にKindle出版して思うこと
私は電子書籍出版サポートをしている
Contigo編集部の部員としても3年間活動しています。
先日Contigo編集部、編集長のういこさんが
こんな記事を書かれていまして。
ほほ〜。
ちょっと思うところがあったので
つらつら書いてみようかなと(*´ω`*)
商業出版じゃなきゃ意味がない?
商業出版と自費出版(Kindleは自費…というのはほぼないと思いますけどね)
まぁ…あの…
商業出版の方が権威性があるように見えるかもですね。
だってその方のコンテンツを本にしたら
「売れるだろう」という目測がたっているから
出版社の方からオファーが来るのでしょうから。
ただ、出してみたら分かるんですが
自費だろうが商業だろうがKindleだろうが
『本出した』
という意味では一緒なんですよね。
商業出版の場合は
魅せるプロ
文章のプロ
構成のプロ
がいて(多分)、仕上がりのクオリティの保証と
販促も出版社がやってくれることでしょう。
それに伴い破れない締め切りや
ページの都合で思い通りに書けないなども
あるとは思います。(多分)
(多分多めなのは商業出版は私はしたことがないからです)
お金のこと(ヒソヒソ)
そして、商業出版をした方からお話聞くと
「著者に入るお金は正直少ないよ」
というのもちらほらと…。
Kindleの場合は自分で価格設定もロイヤリティも
100%自分に入ってきます。
(間に出版社が入っていたら100%じゃないかもしれませんが
出版サポートをしているContigo編集部は売上から頂くことはありません)
そうそう、私の書籍なんですが
実は出版して2年少々。
工芸・クラフトランキングと児童書の趣味・工作・実用ランキングで
50位からほぼ落ちたことないのです。
なんなら基礎編はベストセラーに
返り咲くこともちょいちょいあります。
ニッチすぎる分野ではないことと
特に工芸分野はまだまだ個人出版が多くはないからこそ
読んでもらえるのだと思うのですが
それでも2年間読まれ続けて毎月ロイヤリティが例え1円だとしても
入ってきているのです。
やらなきゃ0です。
だったら1円でも入ってくるって
銀行にお金預けるよりも利率いいですよね?
しかも出版にかかるAmazonへの費用は0なんですよ〜?
リスクもなしっ!
Kindleや自費出版は自由だー!
それから内容も自由に書けます!
ページ数の都合で削除したりなんなり、というのを
気にしなくていいので
好きなだけ書きたいことを書いていいのです。
(もちろん規約や法に則った記載は必須ですよ)
だからこそプロからしたら
「え、そっから?」みたいなことだけど
初心者は「そこが分からない」のポイントを突いた本が書けます。
私の本は基礎編にこのようなレビュー頂いていまして。
そう、おっしゃる通り!!!!!
1冊目の基礎編はレジンの基礎の基礎。
絶対ここは守ってね!が多いので
凝った技法とかワクワクするようなアレンジとか
載っていません。
いや、3冊ともアレンジは簡単にちょこっとくらいなもので
デザインに技工が凝ったものはないのです。
だってそういう本じゃないですから(きっぱり)
それでも『やるときに読み返す本』と
認めてくださっているのがとても嬉しいです✨️
そして私が入力代行している和裁の本
和裁の本をいくつか借りたのですが
道具の説明なんて、ほんの1〜2ページで終わるんですよ。
でも和裁技能士のあんみつさんが
詳しく道具について逐一
素人の私やContigo編集部主導で初出版を目指した
「みんなで出版会」(こちら現在募集なし)
にて「ここが分からない」「これは何?」を
徹底的に拾い上げていたら
「いや、これだけで本になるね…?」
ということで出版した本なのです。
こちらの本は1年経った今でも
売れ続けていると伺いました。
こんなに和裁道具について書かれている本はきっとないでしょう。
健康な自分ありき
それから「出版しないの?」と聞いて
「うーん、リアルで講座してたほうがいいかな」
という声も聞かれますが
それは今が元気だからそう言えます。
元気じゃなくなったら。
環境が変わったら。
そもそも死んでしまったら…。
私が得た知識、技術は「なかったこと」って
なるんですよね。
Amazonアカウントは相続できるそうですし
Amazonがどうにかならない限りは商品が置かれます。
本という形になっていれば
それを手に取ってくれる人もいます。
例え私が消えたとしても。
私はUVレジン、特に始めて6年は必死で学びました。
メーカーに問い合わせたり
私よりも経験と知見が豊富なRemika先生に師事したり
そうした得た私の経験、知識を残しておきたい。
それは元気なうちじゃないとできない!
ということで私はKindle出版
「あなたの知識、経験を財産に
これからの人へ届けるメッセージの一つ」としての活用が
できるものだと思うので
残りの人生の中で最も若い今のうちに
やっておくのがいいのではないかなぁ〜と感じています。
自分で全てやれるからこそ
大変なこともいっぱいありましたけど
今心の底から「やってよかった。挑戦してよかった」と
思っていますよ(*´ω`*)
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