音楽を仕事にするということ

はじめまして。
埼玉県深谷市のフルート奏者、川上葉月です。

自己紹介をするとき、
肩書きのようにいつも埼玉県深谷市の…と
言っています。

その通り私は、東京でも都会でもない
わりと都会寄りの地方で活動する音楽家です。

さて、音楽家、ミュージシャンと聞くと
みなさんどんなことを想像しますか?

「え、自称でしょ?」
「仕事あるの? 稼いでるの?」
または
「お嬢様ね〜すごいわね〜(よくわからないけど)」
なんて思われますでしょうか。

たしかにこの種の職業は
特に資格がいるわけではないし
(海外ではありますが)
自称で活動できるといえばそうです。

将来の悩みを持ち始める
音大4年生くらい(この時点で遅すぎですが)
「どこからがプロか」
という談義を私はよく友人たちと重ねました。

音大生の就職について話しましょう。
私は音大を卒業して7年ほど経ちます。
私の学年には300〜400人ほどいましたが
演奏を続けている人は2〜3割
音楽関係の仕事をしている人は6割くらいでしょうか。

もちろん音大入学時から
演奏家ではなくマネージメントをやりたい、
学校の教員になりたいという人もいて
そうした学部もあります。

一般大学では考えられないかもしれませんが、
音大4年生になっても
就職活動をしている人は少ないということです。

時代や学校にも違うと思いますが
私の時代は就活していることに
周りから驚かれたくらいです。

まあよくある話
大学卒業してからは
フリーランス(という名のフリーター)で
演奏の仕事を探して
25歳くらいになって見込みがないなら
普通に就職する
っていうやつ。

いろいろ突っ込みどころ満載。
やりたいことが叶えられないなら就職って
一般大学で死ぬ気で就活した人に失礼でしょ。

しかし私は音楽企業に就職して(後述)
そうした友人を嘲笑うようにしていましたが
夢を追いかけていて、
何にも縛られていない彼らを
内心羨ましいという気持ちはあったのです。

今私は地元にテナントを利用した音楽教室、事務所、イベントができるスペースを運営し
演奏派遣、地域PRなどの仕事をしています。
音大、就職、海外留学、バイト生活を経て
やっと辿り着いた好きを仕事にした今です。

私は日本がもっと音楽家が活動できる国になってほしい。
そう思っていままでのことを、
このnoteで発信したいと思います。

テキトーな私です。更新が遅いです。 サポートいただくと「あ、書こう」という気になります。