写真がカッコいい!!←ミーハーです。財団の新リーダーが若年化&多様化。のお話。①
先日の記事で余談として書いたDE&I。
米国財団界でもその風がどびゅーっし~~と吹いており、そのものずばりの記事が、同じくThe Chronicle of Philanthropyにありました。
財団新リーダーの若年化&多様化
財団界でもよく知られた名前のいくつかが退任→新リーダー誕生へ
財団の新リーダーが続々誕生している昨今、新たに就任したリーダーは若年化し、多様性に富んでいる、という記事。
日本ではそこまでの規模ではないものの、グローバルではこの「助成財団」が民間のファンドレイジングにおいて半端ない存在感を持ちます。国連組織ですら、世界的超BIG財団へのコンタクトをしていますし、年間資金の提供順位で見ると、こういった超巨大助成財団が上位に食い込むことも。
ということで読んでみると、まずポッと出の企業系等他組織からの就任ではなく、長年その財団で勤めてきた方の抜擢というのもある模様。
まず記事に上がっていたのが、
南カリフォルニアにおける人種、社会、経済の公正を推進する民間助成財団であるThe Weingart Foundation。こちらの新代表Joanna Jacksonさんは代表として同財団の新顔ではなく、program associate → program officer → director → vice president of programsと15年に及ぶキャリアを築いてきたとのこと。新代表は組織活動そのものを修正するのではなく、助成金受給者の選ばれ方、助成金の活用方法、財団が公アドボカシーを推進する方法など、徹底的に検証する方針とのこと。
そりゃ、突然活動方針変わることはないですな。
財団業界は変革期
The Carnegie Corporation、 The Knight Foundation、 The Hewlett Foundation、 The Joyce Foundationなどなど多くの財団がここ1年で代表が交代しているそう。
なお、ナイト財団の新代表は著名な新聞社幹部。ヒューレット財団の後任は天体物理学者。ジョイス財団の代表はロバート・ウッド・ジョンソン財団のベテランさんが就任したそう。
また、世界で最も著名財団10本に入るだろうThe Ford Foundation(フォード財団:貧困、公正性、民主主義、国際協力などを支援する財団)も、10年以上にわたって代表をつとめたDarren Walker氏が年内での退任意向が発表され、後任人事については、財団の理事会の枠を超えて話題となっており、チャリティ活動の専門家の中には、後任にふさわしい人物の希望リストを作成している人もいるとのこと。←これ気になる。
※フォード財団は、フォード・モーター・カンパニーとは法的に無関係であり、50年以上にわたって独立した組織として活動しているそう。
<メモ>
■The Carnegie Corporation
カーネギー協会:教育、国際平和と安全保障、国際開発、米国の民主主義の強化などを支援する財団、ニューヨーク
■The Knight Foundation
ナイト財団:ジャーナリズム、芸術と文化、メディアと民主主義などを支援する財団、マイアミ
■The Hewlett Foundation
ヒューレット財団:教育、環境、ジェンダー公平性とガバナンス、芸術などを支援する財団、カリフォルニア
■The Joyce Foundation
ジョイス財団:文化、民主主義、教育と経済、環境、銃暴力防止と司法改革、ジャーナリズムの6つの分野を支援する財団、シカゴ←かつてオバマ氏が理事に名を連ねていたこともあるそう。へ~。
■The Ford Foundation
フォード財団:貧困、公正性、民主主義、国際協力などを支援する財団
こう見てみると、米国って「民主主義の強化や監視」的な事業が多い印象。これ、日本と違う。
さて記事に戻ろう。
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と思ったんですが、友に呼び出されました。笑
続きは後日。
後半も興味深い内容が続く模様。
読むの大変そう..…。