お腹の筋肉を参加させるために

前回、運動時にお腹の筋肉を参加させるために顎を引いてスイッチを入れましょう。という記事を書きました。

やってみたけど、これだけでは不十分という方も多いかと思います。

では、そういう方はどうしたら良いか?ということについて書いていきます。

まず、お腹の筋肉を参加させるにあたり、筋肉を強くすれば良いというわけではないということが大切です。
筋肉は強ければ働くのではなく、働きやすい姿勢の時に働いたり、普段から使われている筋肉が働きやすいということです。

ここでは、後者の普段から使われている筋肉として腹筋群を働かせる方法について記載いたします。

一つの方法として、動作の時に意識して使うというのも手ですが、これでは意識した時には働いてくれますが、運動時のパフォーマンスとしては再現性が低いです。
ひたすら反復することで習慣化することもできますが、もう少し安易に日常的にできる方法をご紹介いたします。

バスタオルを2枚用意して、長い方はそのままに、短い方を横幅5cmくらいに折り畳んで重ねます。
そこに頭から背骨、お尻まで乗るようにして仰向けに膝を立てて寝ます。

背中が反らないように背骨が全部タオルに接地するように、背中をタオルに押し付けます。

ここで腕を前で組んでみましょう。
バスタオルの厚み分両肩が浮いているかと思いますが、この時にタオルから落ちないようにと、無意識にお腹に力が入っていると思います。

この状態を保ったまま、足踏みをします。
そうすることで、お腹に力が入った状態で脚を動かすという状態ができてきます。
これを数分行ってから運動をしていただくと、お腹のスイッチが入っている上に、動作に参加しやすい状態なので、運動時にお腹の筋肉が参加して四肢の筋肉の出力も上がり、動作も安定してきます。

是非お試しください。

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