師匠
私は、約10年間書道を続けています。
先日その書道での大会がありました。
お題が発表されて、
その場で自分なりに課題をまとめるというものです。
結果は思ったところまで届くことができずに、
終わってしまったので、正直なところ
すごく悔しい。
沢山練習してきたし、
本番はすごく緊張して、手が震えたけど、
自分なりに気持ちの切り替えをして、
文字を書けたし、
やり切ったって感じでした。
しかし、思うような結果が出ませんでした。
そんな私に
師匠は言いました。
優劣は他人がつけること
だから
いつまでも落ち込んでいなくていい と、
結果よりも、それまでしてきた練習の方が
何倍も価値があるものだ と、
沢山師匠と話をして、
ここで、思った通りの結果が出ていたら、
私は現状に満足して、
新たな課題から目を背けていたかもしれない
ありがちだけれど、
練習という過程、
目標に向けて全力をかける気持ち、
が何よりも自分の力、自信になる
経験が全て
また、見てくれている人は見てくれている
そして、何よりも、
文字を自分なりに表現できる
書道は
すごく楽しい
という事を身をもって感じました。
この体験は
すごく自分の中で貴重なことでした。
師匠からは本当に学ぶことばかりです。
課題を指摘してくれるのはもちろん、
良かったことは良かったと言ってくれます。
師匠と話をすると、
すごくモチベーションが上がります。
日々を丁寧に、大切に、
前を向いて、進んでいこう。
そして、
私もいつか、少しずつでも
これからも、書道、続けていきます。