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経理部門における属人化からの脱却 #7 メールを精査してマニュアル化(連結化)

ここまでお付き合いいただきましてありがとうございます。
皆様に何らかの価値を、と意気込むとひどいテキスト群になると自覚していますので、自然体でいかせていただいております。

さて、SECIモデルでなぞってみよう第3弾は「連結化」です。

SECIモデル③連結化

覚えたことを「部下」あてひたすらにメールしまくった私が次に取り組んだことは、SECIモデルで言うところの「連結化」でした。

グロービズ経営大学院の解説によると、「連結化」とは、「言葉に置き換えられた知を組み合わせたり再配置したりして、新しい知を創造すること」だそうです。

実際に取り組んだこと

具体には次のとおりです。
・学習した内容をアウトプットした数々のメールを基礎にして、連結決算システムにおける自社の考え方及び処理方法、その他これまでの経緯等について、操作画面のプリントスクリーン等も織り交ぜながらマニュアルを作成。
・マニュアル化の過程で生じた疑問や不整合な点は、「前任」とブレストを重ねることにより精査し適宜修正を実施。

私が説明しきれる水準のマニュアルを作成することは、私自身の業務を他のメンバーに振り分けるためにはマストと考えていました。(割り振られたメンバーが「どうやってやるのか教えてよ」ということは明白でしたから。)

ノールックで「教えてよ」と言う姿勢そのものに、個人的には訝しいおもいを抱くわけですが・・。

なお、ここで取り組んだマニュアル化や事案の精査・修正が「新たな知の創造」に該当するかわからないので、「連結化」と呼んでよいかは自信がありません。間違っていたらごめんなさい。

SECIモデルでなぞってみよう(途中まとめ)

#5「前任の持つ暗黙知を私が持つ」→暗黙知の共有→共同化
#6「私が持った暗黙知をメールで部下に送る」→暗黙知の形式知化→表出化
#7「メールのノウハウを精査してマニュアル化」→連結化

そして次は、「内面化」です。(続く)

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