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経理部門における属人化からの脱却 #6 覚えたらメール、覚えたらメール(表出化)

拙い表現にお付き合いいただきましてありがとうございます。
最近知った単語を使ってみたくて、今回もSECIモデルを引き合いに書いていこうと思います。

SECIモデル②表出化

「前任」からやり方を教わった私が取り組んだことは、SECIモデルで言うところの「表出化」でした。

グロービズ経営大学院の解説によると、「表出化」は、「暗黙知を言葉に表現して参加メンバーで共有化すること」だそうです。

実際に取り組んだこと

具体には次のとおりです。
・ノウハウやスキルについて、習得の都度、メールにして「部下」に共有。
・メールを書くときに、内容がわからない「部下」にも理解できるような丁寧な説明を心がけた。

ひとつ覚えるごとにメールに書いていたので、担当業務の当時の進捗はよくなかったです。ですが、次に進むとまた新たな学習となり、メールすべき量が増えていきます。そのため、まずは、ひとつの業務の根本の部分まで整理し、後で読み返しても過誤なく理解できる内容でアウトプットしてしまうことが必要でした。
(私の限りある脳内メモリを解放するためにも必要なことでした。)

たくさんのメールを「部下」に送り付けていたこのころは、「部下」自身の業務にどのように関係してくるかまで説明できていなかったので、ほとんど刺さってなかったようです。(後日、メールのネタでブレストしたときに頭に入ってないようだったので、まぁそんなもんか、と思ったことを覚えています。)

#5、#6と書いて思うことは、至極当然のことをやっていただけだったなぁ、という思いです。(誰でもやってるんじゃなかろうか。。)
なお、このメールの積み重ねが次の工程の基礎となりました。(続く)

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