見出し画像

【本】服はいっぱいあるのにあか抜けきれないと思ったら

⚫︎40代・6.5頭身のリアル

20代、ケイト・モスに憧れ、彼女がデザインしたTOPSHOPの服を好んで着ていた。
あの頃は、ただ「好きな服」を選べばよかったし、それでそれなりに満足していた。

でも、40代になり、ふと気づく。

「あれ? 昔と同じ感覚で服を選んでいるのに、
なんか似合わない……?」

加齢による変化は、肌や髪だけではない。
「服がしっくりこない」という違和感がじわじわと襲ってくる。まるで、見た目のすべてを根こそぎ奪われるような感覚。

でも、ある時気づいた。
本当に変わったのは「年齢」だけじゃない。
「バランス」がズレていたのだ。

⚫︎なんか違うの正体は、頭身バランスだった!

この本が他のファッション本と決定的に違うのは、「頭身」という視点。
「骨格診断」「パーソナルカラー」だけでは解決しなかった、本当にあか抜けるための法則が書かれている。

例えば、こんな経験はないだろうか?

✔︎ ショップのマネキンが着ている服をそのまま買ったのに、なんか違う……
✔︎ 美脚パンツを履いても、足が長く見えない……
✔︎ アクセサリーをつけても、なんとなくバランスが悪い……

これらは、体型ではなく「頭身のバランス」が影響しているからなのだ。

オシャレは、結局バランスの問題だった。

本書では、**「5つのルール」**として、流行に左右されないコーディネート術が紹介されている。

たとえば、トップスの丈。
✔︎ 「ふつう丈」はNG! 「ショート丈」or「ロング丈」にするだけで、バランスが整う。

これだけで印象がガラッと変わる。
そして、それが「理論」として理解できるから、再現性がある。

⚫︎脚の付け根、お尻の終わり──隠せないけど、誤魔化せる!

「#2 脚の付け根、お尻の終わりを見せるな」
これは、私にとって衝撃だった。

背が低い以前に、腕も脚もべらぼうに短い私。
どうしても誤魔化しようのない部分があると思っていたけれど、見せ方次第で違和感をなくせることを学んだ。

これこそ、「骨格診断」や「カラー診断」では得られなかった視点だった。

⚫︎この本は、コーディネート迷子の救世主!

✔️ 「Mサイズが標準」じゃない! 日本人体型には合うバランスがある。
✔️ 靴はボリュームがあるものが◎! 小さい靴はバランスを崩す。
✔️ 試着は前後のサイズも試す! 少しの調整で、劇的に見え方が変わる。
✔️ ブランド選びは慎重に! 日本人体型に合うブランドを知ると失敗しない。

さらに、アクセサリーやメガネの選び方まで、ファッションを“あか抜け”させる要素がぎっしり詰まっている。

「似合う服を選ぶ」時代から、「好きな服をバランスよく着る」時代へ

この本を読めば、もう「コーディネートがわからない涙」なんて言わなくて済む。

✔︎ ファッションの“正解”を知りたい人
✔︎ コーディネート迷子を卒業したい人
✔︎ 流行に左右されない「一生使える法則」を知りたい人

イラスト付きでパッと見て理解できる。
この本さえあれば、もう「なんか違う」って悩まなくていいはずです。

いいなと思ったら応援しよう!