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【読書LOG#03】建築士の資格が活かせるお仕事ガイド
💰「建築士の資格は、もっとおカネになる!」
本の帯の言葉に目を奪われました。
そんな現金な…! でも、可能性があるなら絶対知りたい!
建築設計事務所に勤務していた頃、とにかくお金がなく、掛け持ちバイトを重ねて生き抜いていた私。
1級建築士に合格した後、「これからどうしよう?」と考えていたタイミング で出会った本です。
📢 ただし、現在は販売終了!中古で入手可能
⚠️ 定価は1800円でした! ※2016年購入
📌 Amazonではすでに販売終了
📌 中古なら購入可能 ※入手困難なことも
📖 どんな本?
この本は、「建築士の資格=設計だけではない!」 ということをしっかり教えてくれます。
🏗 設計事務所・ゼネコン・ハウスメーカー など、王道のキャリアだけでなく。
🏛 地方自治体の公務員・建設コンサルタントや建築模型制作など、意外な選択肢まで。
✔ 各職種の仕事内容、メリット・デメリット、平均年収まで詳細解説
✔ 「建築士×〇〇」という新しいキャリアの可能性が見えてくる
特に、「建築士って設計以外にどんな道があるの?」と感じている人にはピッタリの内容 です。
🧑🧑🧒🧒事務所を開所するお父さん向けの実用書感も!?
本書の魅力のひとつは、個人事業主としての手続きや資金繰りに関する情報まで載っていること。
「いつか独立して設計事務所を開きたい!」 という人にも実用的な内容になっています。
個人事業主ならではの資金繰り、経費の考え方、税金対策 まで、設計事務所開業を考えるための情報が書かれています。
※最近施行されたフリーランス保護法やインボイス制度などは非対応。
📄 50代でも転職できる!ハウスメーカー合格履歴書の実例まで📝
📌 なんと、50代でハウスメーカーに転職成功した人の履歴書が徹底解説されいました。
定年が延びた今では珍しくないかもしれませんが、この本が出版された時は年齢的に 「もう転職は難しいのでは…」 と思われていたかと思います。
なんとしても建築士資格を活かす術を打ち出そうとする著者の思いが伝わってきます。
⚖️ 建築訴訟の調停委員⁉︎ 意外な仕事も発見
そういえば、建築訴訟の調停委員に推薦された知人を思い出しました。
しかし、結果は”離婚調停委員”!
どうやら 「建築の調停委員は、調停委員としての実績がないとなれない」 という謎ルールがあるらしく、まずは離婚調停をこなしてから建築訴訟へ移るという羽目に。
守秘義務により調停内容を知る事はできませんが、調停後はひどく疲れていたのが印象的でした…
💬 読んで面白かったポイント!
明るい匿名座談会が最高!
建築業界のリアルが 匿名座談会形式 で語られていて、これが面白い。
「設計者の妻という人生」 の話には 共感の嵐。
✔ 設計者の働き方が家庭にどう影響するのか
✔ 「ママ友の仕事は断る」論に納得!
設計者の家庭事情がよく分かる内容で、「うんうん」と頷きながら読んでいました。
夫婦で建築士をやっていると、夫は設計職に全フリしたいと言う。妻の立場として、退社時間が来ると設計脳からの家事育児へ切り替える葛藤など。
それから男性同士って、友達からの仕事受けがちじゃない?
🔍 まとめ|建築士の可能性について考えるキッカケになる
実際に私も転職はしましたが、こちらの本をもとにではありませんした。しかし『建築士の資格が活かせるお仕事ガイド』は、建築士としてのキャリアに悩む人、設計以外の選択肢を知りたい人におすすめの一冊です。
📌 ただし データはやや古め。
📌 平均年収や業界の仕組みは、現在と少し違う可能性あり。
それでも 「建築士=設計だけじゃない!」という視点を持つには十分価値のある内容 でした。
📕 「設計以外にどんな働き方がある?」
📗 「建築士として食っていくには?」
こんな疑問を持っている人は、中古本を探してでも読んでみる価値あり!