大河ドラマの父役俳優さん
先日大河ドラマ「八重の桜」を見終わった私、今は「麒麟がくる」を見ている。
長谷川博己さんをはしごしているみたいだけど、時代が違って丁度良いんだよね。
同じ時代だと登場人物の俳優さんイメージ抜けなくて混乱するから。
ちょっと忘れたころに見るのがいいよね。
今5話まで見た。
長谷川博己さんの明智十兵衛さまが銃に興奮しているところを見て、勝手に面白くなったりしております。
「八重の桜」で川崎尚之助さま役だったときも、鉄砲使ってらっしゃいましたね、と。
そういう縁というか繋がりみたいなのって本当面白い。
まだ全然最初の方しか見てないんだけど、『麒麟がくる』は大河ドラマには珍しく、子役時代スタートじゃないことに驚いた。
他のお話は割と子供の頃の勇敢だったエピソードとか変わり者だったエピソード持ってくるイメージだったから。
最初の方で配役を覚えるのただでさえ大変なのに子役っていう罠があるよね大河ドラマ。
そんでちょっと感情移入しづらいんだけど、後々になって子役時代のエピソードが重要なシーンに繋がって来たりするから見逃せないしね。
だけど今回はそれがなくて、十兵衛様は最初から大人だったね。
ちょっとほっとした半面、「そうかお父さん役出ないのか」ってちょっと残念に思ったり。
実は私は大河ドラマの主人公の父母役が大好き。
「八重の桜」だと松重豊さんと風吹ジュンさん。
もうね、どっちも好きだった。
亡くなるシーンのときは「死なないでー」って思ったもんね。
大体お母さんは優しくてお父さんは渋くて強いわけ。
「西郷どん」の母役だった松坂慶子さん、「篤姫」の母役だった樋口可南子さん、それからちょっと破天荒だった「真田丸」の母役だった高畑淳子さんとか、最高だよね。
「真田丸」は父役もツボで、草刈正雄さん良かったよねえ。
それに「鎌倉殿の十三人」の坂東彌十郎さん、すごく好き。
あとは「おんな城主直虎」の杉本哲太さん。
私は杉本さんのせいで大河父役にハマったと言っても過言ではない。
渋すぎるんだよね。格好良かった。
大河ドラマの父役は特に、大体主人公の言うこと聞いてくれないし、すごい厳しい。
絶対一回は主人公の壁になるのよね。
大体主人公視点だから、「父上が何考えてるか分からない」は絶対あるんだよね。
今の気さくな家族関係にはない父親の厳しさとか威厳とかが詰まってる。
毎回そこに勝手にしびれるんだよね。
そして大体父役俳優さん好きになる。
十兵衛さまのお父さんもう亡くなってるスタートなので、今回はそういうお決まりパターンがないのでちょっと寂しくはあるけれど、それはそれとして楽しんでおります。
配役が良すぎるよね。
大河ドラマって。
ものすごい贅沢してる感がたまりません。
そんなこんなで私は大河ドラマライフを楽しんでおります。
今後もときどき感想を書き散らかしていくので、お付き合いいただけると嬉しいです。