読書スイッチ

最近、読書スイッチが入っている。

私は去年、小説書くのが楽し過ぎて、空き時間をずっと執筆活動にあてていた。
その結果、読もうと思って四十冊積読を溜め込んだ。
積読塚。
全部読もうと思って買ってるから、そのまま本棚に入れたくなくて。
気付いたら積みあがってた。

今年は読もうと決めてた。
インプットしないとアウトプット行き詰るって、去年身を以って学んだから。
読書ノートを付けつつ年始から読みはじめて、今月の頭にコロナにかかって自宅から出られない時間が出来てそのまま積読を消費し、とうとう積読塚があと五冊になった。

そのまま読み進めば終わるんだけど、残っているのがファンタジーなのね。
今、そういう気分じゃなくてね。
だけど小説が読みたくてね。
本棚からお気に入りの小説を出して読んでみた。

奥田英朗先生の『ララピポ』。
私、奥田英朗先生作品大好きなんだよね。
特に『サウスバンド』と『ララピポ』が好きで、何度も繰り返し読んでる。
もう結末も何もかも知ってる。
十回以上読んでるから。

なのに面白くて。

そして自分の『好き』に触れてしまったことにより、スイッチが完全にオンになった。
もうね、ひたすら奥田英朗先生作品読み漁ってます。
面白いんだよ。
設定も展開も登場人物も描写も全部好きなんだよね。

執筆するようになってから、『書く』方にばっかり時間を割いてたから、欲望のままに読書をするのが久しぶりで、すごく楽しい。
「何読もうかな」って本棚を漁るって、いいよね。
わくわくする。

たまには自分の欲望に忠実になるのもいいよね。
とにかくひたすら楽しい。

読んだことない作品を読むのも面白いけど、何度も読んだ作品もそれはそれで楽しいんだよね。
しみじみ読めるというか。
「ここが好きなんだよなー! くぅー!」みたいな感情噛み締められるから。

ということで楽しい日々を過ごしていますという日記。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回以降もお付き合いいただけると嬉しいです。
それではー!

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