Vol.62 韓ドラから考える!|「今日もあなたに太陽を」レビュー|精神科病棟を舞台にした、新しいヒーリングドラマ。
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Vol. 62 Netflix「今日もあなたに太陽を」
※ネタバレあり
あらすじ
感想
精神科病棟という、ドラマでは、チャレンジングで新しい場所を舞台に、現代人にとっての心の病について、丁寧に繊細に描き切った、良質なドラマ。
観る人たちが、自分や周囲の人たちの心の病への理解を深めながら、自分や他人に対する温かな気持ちを取り戻すことの出来るドラマでした。
作品紹介
【主な放送内容】
・あらすじ|感想|作品紹介
Netflixで全12話一挙放送の作品でしたが、久しぶりに丁寧で良質なドラマに出会いました。韓ドラは、病院を舞台にしたドラマは沢山ありますが、「精神科病棟」を描いたものは、今まで見たことなかった気がします。チャレンジングな設定ですが、ウェブトゥーン原作の作者の体験談も多々あり、現実をしっかり描きながらも、ドラマとしての癒しも実現しているドラマでは?
・1話から5話で描かれる、患者たちとその喪失
1話・・・オ・リナと母親の関係を通して、双極性障害(躁うつ病)と自己価値の関係性が、描かれる。
2話・・・キム・ソンシクがうつ病となった原因である、職場の上司のガスライティング(加害者が誤った情報で心理的に被害者を操り、正常な判断力を奪う行為、モラハラ)とは、どんなものかを知ることが出来る。
3話・・・実習生とダウンの長年の友人ユチャンがパニック障害であること、そしてそれがどのような病気かを二人を通して体感することが出来る。
4話・・・チョン・ハラムは、全財産をだまし取られ、ダウンを犯人だと妄想し、憎しみをぶつける。
5話・・・ワーキングマザーのクォン・ジュヨンは、全ての事に頑張る良い母親であり、優秀な職業人だ。しかし、自身の心の黄色信号に気づかず、知らず知らずにうつ病になっている。
私は、前半に登場する、公務員試験に落ち続け、ゲームの世界に住んでいるキム・ソワンとダウンのやり取りが好き♪
・6話以降で描かれる、ケアする側の苦悩
後半では、あることがきっかけで、壊れていく主人公と、その回復が描かれます。ケアする側にも、毒親・家族の問題・うつなど、様々な事情を抱えています。
自身の病気に苦しむ看護師という役を、パク・ボヨンちゃんが誠実にリアルに演じています。
・「私たちは、正常と非正常の間で生きている」
「ドラマ」として、現代の様々な精神疾患を描くとなると、大げさになり過ぎたり、ドラマティックになり過ぎたりしそうですが、とても客観的に、しかしドラマ的要素も失わず、精神疾患を出来る限り、視聴者に理解してもらおうという努力を感じました。
今、本当につらい人は観ない方が良いかもしれませんが、あらゆるひとに希望と慰めを与える台詞やエピソードのある、ヒーリングドラマだと思いました。
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