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ナイアシンアミドとは
こんにちは。
ハトです🕊
今回は有名な美容成分である「ナイアシンアミド」について学んできました。
美容成分って名前は聞いたことあるし、なんか肌にいいんでしょ?って認識でした。
もちろんそれぞれ役割があることは分かりますが、詳しいことは知らなかったです。
そこでまずは「ナイアシンアミド」の知識を深めていこうと思います。
まずはナイアシンアミドの基礎知識から紹介します。
ナイアシンアミドとは
ナイアシンアミドは、ビタミンB群の一種であるビタミンB3の事です。
別名ニコチン酸アミドとも呼ばれています。
水に溶けやすい性質を持ち、様々な美容液や化粧水に配合されています。
食事での摂取や体内で生成可能なビタミンで、欠乏すると「ペラグラ」という病気になります。
(別名ナイアシン欠乏症、ニコチン酸欠乏症)
下痢や認知症、精神異常をきたす病気で、アルコール依存症の人がかかりやすい病気です。
ここで余談なのですが、たばこに含まれる依存性の高い物質も「ニコチン」といいますよね。
なぜなのでしょうか。
調べました。
ニコチンとニコチン酸の関係
ニコチン酸が発見されたのは1867年。
ニコチンを硝酸で酸化させて精製したことが始まりです。
ニコチンを酸化させたのでニコチン酸と呼ばれるに至りました。
食事
話を戻りましょうか。
ナイアシンアミドは食事から摂取することができます。
以下の食材に多く含まれています。(100gあたりの成分量)
まいたけ(乾)64.0㎎
たらこ(焼き)57.0㎎
たらこ(生)50.0㎎
インスタントコーヒー47.0㎎
成人であれば11~12㎎を目安に摂取しましょう。
コーヒーであれば摂取できそうな感じがしますね。
また、ナイアシンアミドは肝臓で合成される成分です。
原料になるのは牛乳や乳製品、大豆に多く含まれている「トリプトファン」という不可欠アミノ酸です。
美容成分としてのナイアシンアミド
ここからはナイアシンアミドを摂取、塗布することでどのような美容効果が現れるのかを解説していきます。
主に以下の効果が期待されます。
美白、シミ予防
シワ改善
ニキビ防止
保湿
ひとつづつ解説していきます。
美白、シミ予防
ナイアシンアミドはシミの原因であるメラニンの生成を抑えます。
シワ改善
「シワ改善有効成分」として2018年に厚生労働省に承認されました。
わりと最近ですね。
シワやたるみの原因のひとつは、コラーゲンの減少が挙げられます。
ナイアシンアミドはコラーゲンの生成を促し、シワやたるみを改善してくれます。
ニキビ予防
ナイアシンアミドは肌の炎症を抑える鎮静効果と抗炎症作用があります。
保湿
ナイアシンアミドは、セラミドなどの細胞間脂質の生成を促進する効果があります。
角質層にセラミドが充足することにより、大気中の微粒子や紫外線などのダメージから肌を守るバリア機能が強化されます。
また、肌本来の保湿力を高め、乾燥や肌荒れを起こしにくくします。
よく「ナイアシンアミドなどのシワやニキビに効果のある成分は敏感肌には適さない」と言われています。
しかし、ナイアシンアミドは例外です。
ナイアシンアミドはターンオーバーを促進することなく、肌本来の保湿力やバリア機能、修復力を強化してくれるためです。
そのためどのような肌質の方や年齢の方でも使用できます。
副作用
ナイアシンアミドは副作用の報告がほとんどありません。
先述した通りターンオーバーを促進させる効果が無い為だと言われています。
しかし、アレルギー反応や過敏症により赤みや熱感、ニキビが出現することがあります。
ナイアシンアミドの配合濃度が、非常に高い場合に起こります。
このような症状が現れた場合は、使用を中止して、病院へ受診しましょう。
また、製品に同時に含まれている他の成分の副作用である可能もあります。
まとめ
ナイアシンアミドの効果をまとめると
コラーゲンやセラミドの生成促進
抗炎症作用
メラニンの抑制
この結果バリア機能の強化や保湿、ニキビの抑制につながります。
ターンオーバーを促進させる効果はなく、肌本来の保湿力を向上させます。
そのため副作用がほとんどありません。
最初は低刺激で低配合のものを選ぶといいでしょう。
万が一肌に何らかの症状が現れた場合は、病院へ受診しましょう。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
もっとnoteの機能をフル活用していきたいですね!