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『すたすたぐるぐる信州編』編集してます。あと読者向け極秘重大発表

 サムネイルは、信州本のはらこさんの原稿から拝借!!松本山雅の文章なのに見事に山登り紀行となっていて、OWL magazine以外では考えられない個性的な文章となっている。 

 この記事では、信州本の制作状況と、『サッカー旅を食べ尽くせ!すたすたぐるぐる埼玉編』についてのビッグニュースを発表する!

著者:中村慎太郎
OWL magazine代表、株式会社西葛西出版代表取締役社長。サポーターの耳元で、「文章を書こうよ、You才能あるよ!」と囁くのが趣味。東大大学院仕込みの地獄の添削で、アマチュアをプロレベルまで促成するのが得意。最近フットゴルフにはまっている。

写真は一応青赤の落ち着かないパジャマと猫。



 

 さて、中村の仕事はひたすら編集、編集。ひたすら編集。執筆もだいぶ残っているのだが、ここまで来たら一気に片付けてしまおう。すべては頭の中にある。

 本作りは大変だ。というのは嘘だ。本作りはとても楽しいし、労力はかかるがそれほどでもない。特に『すたすたぐるぐる』のように大得意の文字の世界で戦えるものについては。

 ぼくにとっての比較対象は、常に修士論文である。1年半かけて実験・観察したデータをとりまとめ、途中10回くらい中間発表プレゼンをして、3ヶ月くらいかけて書き上げた論文である。あれ以上に大変なものってこの世にないのではないだろうか……。

 中村はセンスはあるものの、何かをやり通した経験がなかった。知的な一貫性がなかったというべきか。要するに長所はあるものの、短所も大きな若者であった。この状態を乗り越えるためにやったのが「大学院での研究生活」という修行で、それを勧めてくれたのがOWL magazineでも一緒に書いている屋下えまさんなのである。ぼくが26くらいのときなので14年前だろうか。

 編集者がやめてしまったので、今は社長業務、編集者、執筆を一人でやらねばならない状況で、実は病人を抱えていて家庭的にも大変な時期なのだが……。不思議と全然大変ではないのである。いや、社長業務は大変だ。底が抜けたツボのようにすぐにお金がなくなっていってしまうし、書籍という名の武器が1点しかないのでなかなか売上げも立たない。

 どのくらい大変かというのは、端的にいうと、借金してきたお金が毎月100万円くらいなくなっていくくらい大変なのである。OWL magazineの原稿料を下げようかと本気で検討しているくらいなので、著者の皆さん購読者が増えるよう頑張って!!(血走った目をしつつ)

 社長業が地獄である一方で、サッカー旅の本を作るのはただただ楽しい。遊んでいるようなものだ。もちろん知的な瞬発力は必要なのだが、頭を使うことだけは好きなので苦にはならない。すごく気持ちのいい頭の体操をしているような気分である。

 とはいえ、編集者はいずれ雇いたい。ぼくは編集はできるのだが、プロジェクトマネージャーができない。スケジュール管理ができないのだ。そして、体調不良のことが多いので、パフォーマンスが安定しない。一人でできるプロジェクト数も流石に限られてくる。西葛西出版で編集者をしたいという方がいたら、今のうちにお声がけいただきたい。

 というわけで編集くん、編集くん。OWL magazineの有料部分では、自分の頭をまとめるついでに、信州本の構成について初公開する。どんなタイプの原稿が載るのか、ネタバレにならない程度にご紹介していく。

 あと、数日後には明らかになると思うのだが、『すたすたぐるぐる埼玉編』のビッグニュースも!!

 制作費高騰につき絶賛赤字に転落しているOWL magazine……!!是非ご購読お願いします!!お願いします!!お願いします!!

 サポーター目線の旅記事という他にはない切り口で、書籍レベルの原稿が毎日掲載されているエレガントな読み物はOWL magazineだけ!

というわけで大発表。

『サッカー旅を食べ尽くせ!すたすたぐるぐる埼玉編』は……。


なんと!!!


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