「社会科教師のためのChatGPT」一家に一台ロケットランチャー
この記事では
ChatGPT を活用することで、
劇的に授業力を高める方法を紹介します。
1. 法廷を再現せよ「百聞は一見にしかず」
ChatGPTを使えば、生徒が裁判官となり判決を下すことができます
授業内容は、
ChatGPTの生成した裁判シナリオを進めていく。
その過程で、証拠のための質問を生徒が考え
リアルな法廷かのごとく聞き出し、
最終判決を下すという流れだ。
ここでは、桃太郎を被告人、鬼を被害者として
検察官・弁護人それぞれ陳述するようにプロンプトを作成した
使用プロンプト:
このプロンプトを打ち込むことで、AIがその場でシナリオを構築する。
そして、証拠を得るために生徒は途中で質問をすることができる
その時におすすめが、
Chrome拡張機能
「Voice Control for ChatGPT」だ。
Voice Control for ChatGPT
この機能を使えば、音声でプロンプトを入力可能だ
教師は、マイクを持って質問のある生徒に発言してもらおう。
このように
生徒は実際に法廷に立つような臨場感を味わいながら、
裁判の流れや法的思考を身につけることができる
「一見は百聞にしかず」
2. ルーブリック作成
授業をする上での悩みの一つが評価だ。
「俺は評価をするために生まれたんじゃない!POISON!」
誰しもが一度は思ったはずだ。
ルーブリック(評価指標)の作成もChatGPTにお任せあれ!
それはもう、彗星のごとく生成してくれる。
見せてもらおうか!新しいChatGPTの性能とやらを!
使用プロンプト:
単元計画をもとにの部分は、文章やpdfなど適宜変更してください。
できたルーブリックがこちら👇
ポイントは2つ!
①テーブル形式と打ち込むことで見やすい表にしてくれること
②中学生にもわかるようにすることで簡単な文章を生成してくれること
ルーブリックを生徒に提供することで毎時間の学びの質を高めることができる。
そして、教師は授業準備にたっぷりと時間を費やすことができる。
シャアッ!すぐに実践だ!
3. 写真生成AIでタイムスリップ
歴史の授業は悩ましい。一方的な教え込みになりがちだ。
特に給食後の授業は、
白目になりながら修行をしている生徒もいる
そんな修行とも、おさらば
一緒にデロリアンに乗ろうぜ!
※生徒がChatGPTを使用する内容です。実施前に必ず保護者に許可を取ってください。
授業は至ってシンプル。
江戸時代の様子を理解しよう!
言ってもピンとこない。
実際に画像を生成することで、
当時の様子をリアルに想像でき、
その社会について自分で考えるきっかけになる
画像生成を使用することで、
単に暗記するのではなく、
その背景や影響を考えるようになります
4. マインドマップで教材研究
ChatGPTは教材研究にも非常に使える。
例えば、中学校を教えている場合、
小学校でどこまで教えてるんだっけ?
と思うこともある。
そんな時は、小学校学習指導要領読もう!
なんて言わない。
小学校と中学校の学習指導要領をChatGPTに読み込ませてマインドマップを作成すれば、
教える内容が視覚的に整理され、効率よく教材研究が進む。
さらに、学年ごとの指導内容を比較したり、
各単元の関連性を明確にすることができるので、授業準備の幅が広がる
使用プロンプト:
5. ChatGPTで地図を色分けして教材を作成
条件に応じた色分け地図を生成することも可能だ!
使用プロンプト:
こちらに関しては、すでにGPTsを作成している方がいるので、そちらがおすすめです!
おわりに
ChatGPTはロケットランチャーだ。
この使い方を知っているか知っていないかで
大きな差が生まれる
ポイントは具体的にプロンプトを打つこと。
まさに狙ったところにぶっ放す!ロケットランチャー
ロケットランチャーを実装して、
授業をもっとおもしろく。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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