「麺処花田 池袋店」12月の寒さに対抗するなら、花田で温もりの濃厚味噌ラーメンを
友人と池袋で待ち合わせ。
どうしても味噌ラーメンが食べたいというので、「麺処 花田」へ。
上野の店舗には定期的に行っているのだけれど、池袋店はずいぶん久しぶりに訪問した。
大学生の頃以来だから、約8年ぶりくらいだろうか。
前に大学の友人と訪問したときには、花田で食べ終わったあと、食欲に対する謎の自信に満ち溢れ、ノリと勢いで近くのつけ麺屋「やすべえ」に乗り込んだ。やめておけばいいのに、ここもノリと勢いで大盛りを注文し、中盤以降は友人とともに顔を真っ青にしながらつけ麺と極限の大バトルを繰り広げた。なんとか食べきったものの、吐き気をこらえながら駅まで歩いたのは、今では良い思い出である。
そんなこともあったなぁなんて思いながら、今回は久しぶりの池袋花田である。
今回は通常の味噌ラーメンを選択。
16時半という中途半端な時間だったのにもかかわらず、7〜8組の待ちが発生していた。さすがは人気店である。そのほとんどが何故かカップルで、いつの間にラーメン屋がこんなにもデートスポットになったのかと不思議に思いつつ、少し肩身の狭い思いをしながら20分ほど待った。
途中で店員が食券を回収しつつ、トッピングの量を聞かれたので、今回は野菜大盛りを選んだ。他にもニンニクを増せるようである。
奥から三番目の席に案内され、前も確かここの席だったなぁと思いつつ、紙エプロンを装着し準備を整える。
しばらくすると香ばしい匂いとともに味噌ラーメンが到着。
まずはスープを啜ってみる。濃厚な味噌の香りと、少し焦げたような芳ばしさが口の中にひろがる。油もきいていて、こってり目である。
12月に入り、満を持して訪れた寒さを癒してくれる、この時期にはピッタリのスープだ。
次は麺を啜ってみる。
麺は若干太めでストレート?な麺だった。
光沢感があり、モッチリとしており、ツルツルとスムーズに口の中に滑り込んでくる。
こってり目のスープがよく絡み、とても相性が良い。
チャーシューも脂身がしっかりとついており、柔らかく食べやすい。口の中でホロホロととろけるような食感である。
しっかりと厚切りで提供され、ボリューム感も満足できた。
食べすすめていくと、スープに少し辛味が入っているのか、段々と体が火照ってきて、この寒さにも関わらず汗が滴り落ちる。
食欲も温もりも満たしてくれる、この時期には最高の一杯だった。
ごちそうさまでした。