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お詫びと訂正

師走というのは不思議なもので、急に気ぜわしくなったり、この一年をゆるっとラップアップしたくなったりするようです。
今年のことは今年のうちに、ということでお詫びと訂正をエッセイにしました。


牡丹について

季節のご挨拶2024 夏』記事で、牡丹の花について書きましたが、何年もの間牡丹だと思い込んで見に行ってはさんざん誉めそやしていたあの花は芍薬シャクヤクでした。しかしそこはさすが閑古鳥パラダイスの我がサイト、苦情は一切ありませんでした。あの花を牡丹だと思って読んで下さった皆様、誠に申し訳ございませんでした。該当箇所については訂正いたしました。
私が花名人と名乗らないのにはこの辺りに理由があります。好きなだけで大して分かっていないのです。何であろうとあの花は美しかった、ということを大事にしているので、むしろ人間の都合でつけられた花の名前をそれほど重要視していなかったりします。花だと思っていたらガクだったなんてことも往々にしてありますから。
それでもなぜ花の名前を知ろうと思うのかというと、なんか納得したいのと、誰かに伝えたり説明したりする時に便利だからです。
今回の件については、そういえば牡丹と芍薬って似てるよなあと、ネットで調べてみたところ間違いに気づきました。ネット上にも花名人および花猛者が沢山おり、牡丹と芍薬の違いについての投稿はすぐに見つかりました。牡丹と芍薬を開いた花で見分けるのは難しく、つぼみと葉の形で見分けるのがよいのだと知りました。
ちなみに鳥の場合の見分け方は、例えば鳥名人達はオオタカの雌雄を目の色で見分けています。鳥スポットに行くと、たいてい先に鳥名人がスタンバイしており、あの木のあの枝にいるのが雌で、あっちは雄ですよ、目の色で見分けるんですと教えてくれます。樹上のオオタカの目の色(人間でいうところの白目部分)を人間の視力で確認することは難しいですが、名人達はこぞって月まで撮れる望遠レンズ付きカメラを持っていますから、それを望遠鏡として活用し判別しているようです。
肝心の雄雌の見分け方ですが、オスは白目部分が黄色、それに比べるとメスは橙っぽいとのことです。実際に撮影した画像を何人かの鳥名人に見せていただきましたがその通りでした。
話しがすっかり逸れましたが、今後も間違いまくりながら花と鳥を愛でてまいります。

ライチョウについて

牡丹と芍薬を間違えた上に、そのつぼみを雪原のライチョウに例えましたが、今一つ分かりにくかったかもしれません。
こちらの画像をご参考ください。
つぼみの花びらが重なり合う様子が丸々と膨れたライチョウの羽に似ているなあと思ったわけです。

雪に包まれ球体になったライチョウ
写真特集:コメディー野生動物写真賞、最終選考作品より
こちらが問題の芍薬のつぼみ画像です。


検証について

揺れるか否かの件

一体なんのことやらという方は、まずはこちらの『あの山 この山 よも山話 検証したこと』記事をご覧ください。

前回の『あの山 この山 よも山ばなし』(注1)で、小説を書くにあたり検証したことをいくつか書きました。そのうちの二つ目の検証において、普段から鍛えておられる皆様に対して不親切だったかもしれません。というのも、普段鍛えている場合は記述通りの検証結果が得られないですよ、と書くだけで終わりにしてしまったのです。
つきましては、上記理由で記載された検証結果が得られない場合は、一杯引っかけてリラックスした状態で再度試されるのはいかがでしょうか。
決して飲み過ぎはいけません。しかし飲み過ぎて千鳥足のあなたを微笑ましく見ている人がいたとしたら、その人は鳥好きかもしれません。鳥好きにしてみれば、千鳥足の人間はかわいいものですから気にすることなどありません。
なんの話なのか分からなくなってきましたので、この辺で。

注1 『あの山この山よも山ばなし』は小説執筆にまつわるよもやまを書いたものです。ぜひご購読ください。

モミジの件

三つ目の検証では、下調べなしにモミジの種の茎部分の味見をしてしまいました。投稿後に気づき、慌ててネットや毒草図鑑など借りて調べたところ、モミジにさしたる毒性はありませんでした。日本料理ではよく飾りとして添えられるような植物ですし、メイプルの類ですからそれはそうなのでしょうが。
当該投稿を読んで、実際に味見をしてしまった皆様も今もご無事であろうとは思いますが、道端の草を食す際は事前に調べるなどしていただくことを強くお勧めいたします。

投稿後の修正・訂正について

あいかわらず記事の投稿後にちょこちょこ修正・訂正を入れております。これによる弊害(注2)はあるにはありますが、仕方のないことと諦めています。というのも、これは例えばIT業界ではアジャイル開発が主流となって久しく、古き良き滝行ウォーターフォールは姿を消しつつあるといったご時世を反映しているように思うのです。違うか。
アジャイルのことなど書き始めると、途端にせわしなくなるので我がサイトには不釣り合いなトピックではありますが、ざっくり言うと、短い反復を繰り返し、ちょこちょこ修正を加えながら完成に持っていくという開発手法のことです。詳しくは存じませんが、身近なところではちょこちょこアップデートを繰り返すスマホアプリなどはこれと類似した傾向かと思います。こういった状況に、私達もずいぶんと慣れてしまっているのが現状です。要は慣れですので、どうぞ慣れてください。
つきましては、今後も変わらず修正・訂正をしてまいります。久々に過去記事を読んでみたら内容がちょっと変わっているということがありますので、その点ご承知の上お楽しみください。
つまるところ、過去記事を再訪いただけると大変嬉しいのです。来たるホリデーシーズンにぜひともお立ち寄りください。
 
注2 投稿後に度々修正を入れるため、私の記事を一番をクリックしているのは私です。それでその度に記事のアクセス数が上がってしまっています。サイト所有者によるアクセスをカウントに含めなくする日は来ないと踏んでいますが、なんと最近読んだnoteの全体ビュー(記事のアクセス数)についての記事によると、ページビュー+タイムラインビュー(タイムラインに表示されただけでカウントされる)=全体ビューということのようです。こうなるとダッシュボードの数字の認識を変えざるをえません。全体ビューが増えたからといって読まれているわけでく、なんなら訪問すらされていないようなのです。
ところが、上記の点を踏まえたとしても我がサイトのランキングに異変が起きており、私は文字通り鳩が豆鉄砲くらった状態になっております。次回の投稿でこのことについて書くことにします。

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麗野鳩子 | Hatoko Uruwashino
潜っても 潜っても 青い海(山頭火風)