軍靴をはいた猫 感想
主人公
体験版をちょっとだけプレイして気っ風のいい頭脳派主人公かと思っていたけれど、そんなことはなかった。
むしろその真逆、子供っぽくて感情的なのでがっかり。
シナリオ
ある程度の長さがあるのだけれど、恋愛要素はめっちゃ薄い。そのわりに、某ルートでは主人公が自分の恋心を自覚すると一気に恋愛脳になってしまうのできつかった。
ラストの真相ルートは、想定通りというか、そこまで大きなどんでん返しではなく、今までの伏線の答え合わせといった感じ。
ちなみに”ニンゲン”である一颯(メインビジュアルで主人公と向き合って手を繋いでいる男)は攻略出来ません。
(真相ルートでも結ばれません)
というか真相ルートは恋愛要素一切無かった。
キャラ萌え
萌えどころがないというか……ないわけではないんだけど……すまん、あまり萌えなかった。
グラフィック
安定して綺麗なんだけれど、差分が少ない。あるキャラが主人公に自分の上着を掛けてあげるシーンがあるんだけれど、立ち絵……そのキャラが上着を着たままなんだが。あと、俺は丸腰だぜ、みたいなことを言っているキャラの立ち絵が腰に剣をさしていたり。
システム
使用しているシステム自体はかなり優秀。乙女ゲームでボイスカットオフにできるの珍しい。偉いぞっ!!
ただ、時間制限あり選択肢はいただけない。クリックで操作するともたつくので、キーボードで入力した方がよさそう。
総括
肩すかしをくらってしまった。
シナリオや主人公、萌えどころが合えば楽しめる余地はあると思われる。
申し訳ないけれど、私には合わなかったです。