
Tlicolity Eyes Vol.2 (トリアイ) プレイ感想
シナリオ
やっぱり全体的に話が短い。
「気づけば2週間が経とうとしていた」といったような文章で、大した描写がないのにどんどん話が進んでいく。

Vol.2は初めて会った男と3ヶ月間同居する話なんだけど、そのうちの1ヶ月はプレイ時間30分で過ぎてしまった。嘘だろ。ほぼ初対面の男と同居やぞ!? そんな唐突に始まった同居生活の、しかも最初の1ヶ月を、さくっと流しすぎやろ!!
という問題はあったけれど、トリ愛ルート(攻略キャラ二人をクリア後に選べるハーレムルート)はなかなか面白かった。
だいたい宅飲みしてるだけの話なんだけど、乙女ゲームで主人公もお酒を呑んでいるのは珍しくて新鮮だったかも。
攻略キャラの二人は、おまえら仲良く喧嘩しな、って感じでじゃれ合ってるのがよいですね(ハーレムの主としての感想)。
キャラクター
仙波ワタルが女を口説くときの語彙力がすごい。




実は外国帰りの帰国子女設定だったりするのだろうかと思ったけれど、そんなことはなかった。

ベイビィタスマニアデビルちゃんとは……?
主人公がそこそこ塩対応なのも良い。
それはさておき、ワタルが意外と可愛かったなーと思います。
設定では主人公と同い年だけれど、付き合っていくうちに子供っぽいところが見えてきて、あ、こいつ可愛いな、と。
ハンバーグが好きでピーマン嫌いの子供舌。かっこつけてブラックコーヒー飲んでたり。
グラフィック
相変わらず攻略対象以外の立ち絵すらないが、男どもの照れ顔がいいのでチャラだ。
システム
このゲームの一番駄目なところ。詳細はVol.1の記事に書いたとおり。
文字表示速度を最速にしても一括表示出来ないところと、右クリックが決定キーになっているところが、プレイしているとじわじわとジャブのように効いてきて辛い。
総括
話の短さ、薄さという問題があるけれど、トリ愛ルートは楽しかった。
けれど、限定版を新品・定価で買った身としては、このボリュームはちょっと残念だなあ。残るはVol.3のみなので、続けてプレイしていきます。