
自分にとっての快適さ
ハトコです。
無職になりましたので普段できないことをしたいな~、と
旅行を計画いたしました。
あこがれの場所を思い出した
一人旅にすることにしました。
結婚してからは夫と、子どもが生まれてからは3人で。
必ず家族単位での行動でしたので、私にしては大胆な決定です。
家族がいると自分の希望の旅先は選択できません。
まず、子どもが楽しめるかどうか。次に夫が興味を示すかどうか。
自分の希望の意見も伝えはしますが、無意識に二人が好まない目的地は消去されてしまいます。
今回は家族のことを全く考えず、自分が本当に行きたい場所ってどこだろうと考えてみました。
ずっと前からあこがれていたお宿があったことを、ふと思い出しました。
子どもが遊ぶ場所もないし、ご飯はオーガニックな感じ。
家族では絶対にいけないところです。
少し前の私なら、こんな選択はできなかったように思います。
自分の本当の気持ちややりたいことはなんだろう、と考えてきた成果のひとつかもしれません。
自分の思考や感情のクセとのお付き合いが、以前よりましになってきたのかな。
何年も前から、露天風呂からの眺望の写真を見て「いいなぁ~」と思っていたホテルです。
コンセプトも素敵で行ってみたいと思っていたんです。
でも、どうせ無理と感じていたのか、すっかり忘れていました。
自分が行きたい場所はどこだろう、と考えたときに思い出すことができました。
あこがれの場所で、誰よりも自分を優先して、思いっきりのんびりする旅にしようと思いました。
自分にとっての快適さ
移動は車で、自分で運転して向かうことにしました。
関東の片隅から新潟まで200㎞以上。
こんなに長く運転したことはありません。
新幹線でなら長野や新潟まで移動するのは経験していますので、
それも一度は考えてみました。
でも私は人が周囲にいると、落ち着つかずリラックスできません。
自分の快適さを考えた結果、車移動に決定。
観光もしません。
今回はあこがれのホテルを堪能するのです。
のんびりするのに予定を詰めないことにしました。
予定を決めてしまうと、それは「やらなければいけないこと」になってしまうような気がしたからです。
私にとっては、何も考えないでのんびり…にはならなくなってしまうかな、と思いました。
実際、帰宅時予定を立てたら、慣れない場所でのミッションwに心拍数が上がっている自分に気が付きました。
お土産用のお弁当を買うために、特定のサービスエリアに立ち寄ることにしたのです。
「〇〇SAは本当にこの先?見逃してなかったかな」「ちゃんとSAに入れるかな」「売り切れていたらどうしよう」等ドキドキソワソワしてしまっていました。
家族と約束したわけでもないので、お弁当が買えなくてもいいのです。
自分は、本当に余計なところで執着や不安があるなぁと改めてびっくりしてしまいました。
こんな風に客観的に自分を認識できるようになったのは、我ながら成長したなと自画自賛です!
ちなみにお土産は「峠の釜めし」でしたw
挑戦する気持ち
自分にとっての快適さ を考えるというところとやや矛盾していますが、
挑戦してみることもいいなぁと思いました。
たとえば200㎞越えの車移動です。
私は追従型クルーズコントロールを使うことができませんでした。
(自動で前の車にあわせて速度を保ってくれる機能です)
何となく信用出来ない印象を持っていたのです。
使わないものですから、操作方法の手順も曖昧にしか分かりません。
ようは面倒になっていました。
いつもどおりの運転でいいや~、とせっかくの機能を眠らせていました。
さすがに長い距離なので、改めてクルーズコントロール使ってみることに挑戦。
結果、すっごい楽~~!!
これならこのくらいの距離、ぜんぜん移動できちゃうじゃん。
ちょっと調子に乗っているかもしれません。
でも、自分にとっての快適さを作るためにちょっぴり挑戦してみることを経験できたのは嬉しい出来事でした。
ちっちゃな成果を積み重ねる
大げさかもしれませんが、少しずつ自分に合った環境は作っていけるんだ、という体験になったからです。
小さな成功体験。私みたいなビビりには必要ですよね。
例えばフリーランスをなることも、今ははるかかなたです。
(週3~4日くらいの稼働で働きたいw夢は週休4日!)
でも、ちょっとずつ変えていけば、いつか達成するかも?
40代の私にとっては、リタイアのほうが先かもしれないけど。
でも大きな目標、明確な目標は、たぶん私には重たすぎるようです。
ぼんやりとした理想や希望を思い描いて、そっちのほうへ、えっちらおっちら歩いてみる、というのがあっているかもしれません。