SNSで自分ストーリーを語るイタさについて。


基本、自分の頑張ってる姿や、頑張ってきた事を語ったりするのは苦手です。
それは、じわじわ滲み出るものだと思うし、すごいなぁ、って思える人は120%努力しているものですから。

SNSで「自分の頑張ってる感」を語ること。について。

まぁ、わたしもかなり”自分の頑張ってる感”をブログで語っているので、なんとも言えませんが。。。


そもそもブログはSNSではないので、それほどイタさは感じないのですが、
特にFBなんかは勝手に流れてきてしまうので、


正直、イタいなぁ。。。
わかってほしいんだな。。。
押し付けがましいなぁ。。。
とか、思ってしまいます。


それが、仕事の裏側だったりすると、正直、少し、冷めちゃいます、わたし。

わたしもモノづくりをしていて思いますが、自分が良いと思ったモノがみんなの100点である、ってことはないのです。
だからマーケティングの基本は「ターゲット設定」なのですから。


もちろん、作っている側は100点、120点を目指してやっているわけですから
それをわかってほしいのはわかります。


でも、世の名に出た瞬間から その評価や判断は、100%他者に委ねられてしまうもの。
そして、その評価が報酬に直結する。
それが、仕事。

インターネットが普及する前(そもそもこんなにモノやサービスが溢れる前)は、
モノの力だけで勝負していた。
それがインターネットができてからというもの

「俺たち、こんな気持ちでモノづくりしています」
「私たち、こんな想いでやってきました」
「このお店はこんな経緯で生まれました」

って語るのが当たり前になり、モノやサービスの裏側に必ずストーリーが必要になり、
そのストーリーの作り込み方が売り上げを左右するようになり。。。


なんだか少しだけ、違和感があるのです。

最終的には、モノの力だよ、って私は知っているので。

補助金の申請しかり、ビジネスプランには必ずストーリーを求められます。
そこまで自分の中に踏み込んで考え抜くことは、経営者としては必要なことだし、
これから沢山の壁を乗り越えていく上では、必要第一条件かもしれません。

でも、それを「わかってほしい!」と押し付けがましくなってしまうと、
途端にそのストーリーが陳腐に見えてしまうものです。
結局は発信する人の人間力が出てしまうものなのかな、という結論ですが。

それを一歩超えて、「なぜか、この人は応援したくなる」っていう人間力を身につけたいな、って思っています。



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かとうはとこ
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