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親子で話し合う「命の尊さ」について

今回は[著]中島孝志さんの『父親がわが子に必ずやっておきべき30のこと』から
「命の尊さ」について書かれていた一節について紹介させていただきます。

さて、この記事を読んでいただいているあなたは親子で命の尊さについて話し合ったことがありますか?

私の場合、ほとんど命の尊さといった話題には今思うと触れてこなかったように思います。

こちらの本を読ませていただき命の尊さをテーマに書かれた一節にすごく心揺さぶられた事例が書かれておりました。

以前、アメリカの大学教授が生涯でもっとも印象に残り、永遠に心に刻まれてやまない一人の教え子についてしみじみと語ったことがあります。
その男子学生は車椅子で彼の教室に訪ねてきた、というのです。
一目見るなり、両足が使えないことはその教授にもすぐわかりました。
「どうした? 何の用かな?」
「この2年間、ボクはいったい何が学べるでしょうか? もっとも効果的に勉強するにはどうしたらいいでしょうか?」

それはそれは熱心に訊ねた、というのです。
真面目で誠実で真摯で懸命に学ぼうとする学生に対して、教師という教師は親切になるものです。
この教授も、自分で考えられるだけの知恵を絞って丁寧に答えた、という。
「で、きみは2年後にはいったい何をするつもりかね?」

学生は笑って、こう答えたのです。
「2年後ですか? おそらく、ボクは死んでいるでしょう」

「・・・・・」

その学生が車椅子だったのは交通事故などではありませんでした。
進行性筋ジストロフィーのために、「余命2年」と宣告されていたのです。彼の手や腕はあと2年間は使えるかもしれません。
最後の最後のその一瞬まで彼の頭脳や心、魂も明晰でしょう。
しかし、麻痺が心臓に達した瞬間、彼は死ぬのです。
それが運命なのです。

「この限られた2年という時間を、いったい、どう使うべきでしょうか?」

この問いに対して、教授は自分がいま口にした回答を猛烈に後悔したといいます。
それから2年間、彼は学内できわめて優秀な学生でした。
誰1人、彼が自分の病気について愚痴や泣き言を並べるのを聞いたことがありません。
彼のこうした姿は学生のみならず、教職員の心を揺さぶり感動させました。
最後の半年間、彼は急激に衰弱しました。
最後の2週間、ついに学内に姿を見せませんでした。
誰もが気もそぞろでクラスはしんみりとしていました。
彼が亡くなったとき、大学の礼拝堂は彼を弔う人々でいっぱいになりました。
おそらく、彼ほど自分を本当に正しく愛した人間はいないかもしれません。
父親がわが子に必ずやっておきべき30のこと

いかがでしたでしょうか?
この内容は人それぞれでいろいろな解釈があると思われます。
私自身は、子どもと命の尊さについて理解していく必要があるなと感じました。

命の尊さといった話題に今までほとんどふれてきてなかったというパパさん・ママさん、アニメでも映画でも命の尊さにふれた作品は多数ありますので、これをきっかけに家族で命の尊さについて話してみてはいかがでしょうか。


最後まで読んでくれてありがとうございます

ちなみに、わたくしこんな父親です(^^)
良かったら自己紹介も見ていただけたら嬉しいです。


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