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連載44 音の波動と三途の川のマーメイド

今週は、ご近所仲間のミュージシャンの還暦を祝うロックコンサートに行ってきました。渋谷の老舗ライブハウスで開催されたライブには、そうそうたるミュージシャンが駆けつけ、大迫力のパフォーマンスを繰り広げ、楽しませてくれました。ライブハウスの今年一番の集客人数を更新したほどの大盛況ぶりだったそう。

還暦を迎えられたのは、ロック界の重鎮ドラマー、KoseKingこと小関純匡さん。実は、拙著のなかで、英語の発音が流暢すぎて失敗した経験談として登場していただいた、頼れる心優しいお兄さんです。多くのミュージシャン、バンドから慕われ、信頼されている証は、この還暦ライブが物語っていました。矢井田瞳さん、中山加奈子さん、我らが白崎映美姐さんが、ボーカルで華やかにステージを盛り上げてくださいました。

ピンクのつなぎに猫の耳のカチューシャ姿の小泉今日子さんも登場され、朝の連ドラ「あまちゃん」の中で使われていた「潮騒のメモリー」を熱唱されました。大好きなドラマだったので、「千円返して〜!」「その川乗り越えて、三途の川のマーメイド〜!」のくだりを、リアルで聴くことができ、くすっと笑えました。

KoseKingが叩く、ど迫力のドラム。どんなテンポの曲にも対応され、リズムやタイミングを外すことなく、叩き続けていきます。ボーカルの声やキレキレのエレキギター、ベースの音色を、包み込み、下支えする懐の大きさは、まさにお人柄が現れていて、終始心地よく楽しむことができました。

普段は、大音量が苦手な私ですが、ドラムが刻む波動音が、体にじわーっと染み込む感覚があり、心と体がマッサージをうけた後のなんともいえない爽快感が今も残っています。

音には見えない物理的な力があることを実体験したわけですが、近日企画しているヨガと瞑想のイベントで使われる「シンギングボウル」の音の効果にも共通する点があると気づかされたのです。

音は目で見ることはできませんが、空気を介して伝わってくる音の波(波動)は、体や心に沁み入るように、揺さぶりをかけてきます。受け手が、意識を研ぎ澄ませていればいるほど、その受信感度は高まるものなのだと思います。この皮膚感覚、お寺や教会の鐘の音の響きを聞くときにも、集中して音を受け止めると、心が静まっていく感覚とも共通するものだと思います。

シンギングボウルのプライベートセッションを受けました。すごい波動!

ネパールから再来日される、シンギングボウルのサウンドセラピストのチャンドラ先生による、ぜいたくな2時間のセッションは、「音瞑想」とも言われ、シンギングボウルの音に包まれて、心地よく心と体を、解放し、休ませていく時間です。今からとても楽しみです。

ご参加お待ちしております!

ロックとシンギングボウルの共通点を発見したコセキングの還暦ライブ。やっぱりライブは最高です!

コセキングおめでとう&ありがとう!ますますRockで!

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