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ハトヨガ的読むヨガ 連載50 シャウチャ 

もう師走!!何かと慌ただしい日々を送るシーズンですが、日常生活の心がけで実践できる「行いのヨガ」として「シャウチャ」をおすすめしたいと思います。

連載4でもご紹介した「ニヤマ」の一つ。簡単にいうと「お掃除」です。大掃除のシーズンに合わせて、一年の汚れやホコリをとって、新年を迎えたいですね。

先月は、シンギングボウルの学びを深める講座の通訳のお手伝いをする機会がありました。ボウルから生じる音と波動を、耳、体で受け止めて、心と体と魂を整えていくためのテクニックを指導する7日間のプログラム。

その中で、空間の浄化についても触れていました。お部屋を綺麗に掃除して、多くの人とともに、シンギングボウルやティンシャなど、いろいろな綺麗な音色のでる道具を鳴らして、空間内を音で浄化する実技を体験しました。

一人でもできることですが、家族や友達を集めて、一緒に空間の浄化をした後、食事を囲み、お話を楽しみながらいただくと、よい気が満たさますよと解説がありました。

そんなお話をきいた直後、悲しい出来事がありました。
母方の実家は四国の山奥にある、ぽつんと一軒家。その家を受け継いだ叔父が、病んでいたことが発覚しました。長年溜まったホコリとカビの中で、孤立した生活を続けていた末に緊急入院することになったのです。
祖父母が存命中は、お盆や正月に大勢の親戚が出入りし、食事をともにしたり、子供たちが元気に山の中で遊んでいた、懐かしい場所。山の家に行く足も遠のき、親戚間で、連絡を取り合うことがなくなり、叔父の孤立状態と体調の異変に気づくことができなかったことを、みなで悔やんでいます。拒絶されても、押しかけておけばよかったと。今は、叔父の回復を祈るばかりです。

そして、身の回りの環境を小ざっぱりと保つことは、心と体の健康に作用するとても大切な習慣だと痛感しています。

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