クリスマス、「恋人がいなきゃ寂しい」なんて概念に縛られるのは、思考停止も甚だしいね。


現代人は忙しい。増してクリスマスなんて休日でもないわけで。

誰かと過ごさなければ寂しいなんて、そんな概念を植え付けられて、自分に恋人や家族がいようがいまいが関係なく腹立たしく思う。

本人が寂しくないのに、「寂しいね」って言われる寂しさよ。


今年のクリスマスは、夫が仕事で遅くなるため、27日に家でチキンとケーキを食べることになった。

つまり本日25日は通常運転であるが、そのことについては何の感情もない。


ただクリスマスは雰囲気を楽しめば良いのだ。

今朝は髪を巻いて、化粧は気持ち濃いめ、服はクリスマスカラーを取り入れて出勤した。

仕事で会う人は少ないけど、私自身も楽しい雰囲気を演出できればと思って。


そういえば二十歳のクリスマスは「独り身で何が悪い?!」という思いで

男友達と恋人いない者同士で大衆居酒屋へサシ飲みに繰り出していた。


ヤケクソではない。

色恋関係だから特別なのではなく、友達一人ひとりが大切なのであり、

友達にはもちろん男とか女とかは関係ないし、

クリスマスだから特別なのではなく、365日いつだって大切な人と過ごす楽しい時間が特別なんだって、

定型の過ごし方だけが幸せじゃないんだって、

そういう反骨精神の叫びだった。


ちなみに一緒に遊んでくれた彼とは、相変わらずロマンチックなことなんか一切起こらない良き友達のままだ。

ある意味、恋人より貴重な存在だと思う。

幸せの多様化も受け入れられて、多くの人が幸せになりますように。

メリークリスマス!

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