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【手紙シリーズ②】クリエイター様より(番外編のオマケ付)


かぶと虫太郎先生

かつて、コミックボンボンという月間マンガ誌がありました。
(2007年休刊)
僕はガンプラやラジコン、ポケバイ、モデルガン、パロディマンガなどに
魅了されていました。
「ベムベムハンターこてんぐテン丸」は僕にとって
現代もマンガの代表格でもある、「ゲゲゲの鬼太郎」より先に
妖怪退治ヒーローとして夢中になりました。
主人公テン丸がうっかり開放し、妖怪の国から人間界に逃げた
108匹の妖怪を相棒クロ(くそかわいい)と退治しにいく話です。

当時としても「短いな」とは感じてましたが、
単行本も全3巻と短く、なんとTVアニメ化しましたが、打ち切り
なんとも不思議な作品でした。

当時主流?のちょっとドジでHでちゃらんぽらんな、
だけど決めるとこはバッチリと決めるという王道主人公。
幼い僕でもテン丸とクロのバディ感は今でも微笑ましいです。

こてんぐテン丸

僕はこの漫画作者の「かぶと虫太郎」先生にお手紙を出しました。
なんと生意気にも返信用封筒も入れ、サインをここにお願いします!と
色紙コーナーを設けた紙も同封しました。

返信は来ました。
残念ながら現物が現存していないので詳細はほとんどわかりませんが、
先生はとても喜んでくださり、優しいお返事をくれたことは覚えています。
もちろんサインも頂きました。
僕の人生において、唯一のタイムマシン欲しい案件です。

うぉんちっと!(T_T)

山田貴敏先生

おそらくこの方は「Dr.コトー診療所」がTVドラマ化もヒットしたので
既知の方も多くいらっしゃるかも知れません。
僕はこの方の「風のマリオ」という彫刻バトル漫画に魅了されました。
次回作の「マッシュ」という絵画バトル漫画も追っかけてました。(笑)

こちらは厳密にはファンレターの返信ではありません。
「風のマリオ」の最終巻での企画への応募だったような気がします。
追伸でマリオの前の作品が本屋にないです、と書いた気がします。
なので先生から「もう一度本屋に頼んでください」と書いてあります。

風のマリオ

Yプロデューサー様

はい!大学生です!
あの今年30周年を迎えた
恋愛シミュレーションゲームの金字塔タイトルです!
僕は1994年にこのゲームと出会い、
その後大きく(大袈裟)影響を受けました。
詳しくは下記の記事をご一読いただければ幸いです。
「トキメキロボ」のとこですね。

これは個人的には「陳情」だと認識しております。
当時このゲームが異例の大ヒットをし、
プレイステーション、セガサターン等の
次世代機を含むコンシューマー機版への展開、
ゲームセンターのクレーンゲーム等のプライス景品
(ホントたっくさん出たなあ・・・)
そしてそして!やはり多くの美少女キャラが、
成人向けに作画された同人誌が発行されていきました。
(まだ一部所有してるとか口が裂けても言わないぞ)
で、当然メーカー様が規制する云々の話題が
僕にも聞こえてきたんですよ。
僕は今でもまあ深いとは言えませんが若い時は更に浅く、
純情(自分で言うのは恥ずかしいですね)だったので、
あられもない彼女たちを描く画力もはなからないくせに、
あろうことか、気づけばメーカーに手紙を出してました。

「このゲームの同人誌活動を継続させて頂いても大丈夫でしょうか?」と。

返信きました!
Y様というプロデューサーの方からでした。
内容は
「ファンの方からお手紙を頂くのは初めてで嬉しかったです」
「同人活動はもちろんしてくださって大丈夫です」
「実は僕も社内でHなイラストを描いて怒られてます」

あ、目眩が・・・

アタモト先生

ご存知の方も多いと思います。
「タヌキとキツネ」「たるしば」の作者様です!
現在はここ、noteにて作品を展開されておられますね!

X(旧Twitter)にてシュールな漫画に
いい歳こいたオッサンが人生初めて胸を射抜かれ、
タヌキかわええーー!!とドハマリしました。
グッズも恥ずかしいけどLoftとかお一人様決めて買ってました。
友人らも好きになってくれて段々と求めやすくなりました。ありがたや。

ファンレターを出しました。
確か単行本2巻が出た後くらいだったので、2017年です。
同人誌時代に入手した某恋愛シミュレーションゲームの金字塔・・・
(自重というものがないのか自分)の便箋に、
とにかく「タヌキが大好きです!うおー!」と書きました。
返信として翌年の年賀状を頂きました!
飛びあがるくらい嬉しかったです!!
写真のようにハガキフレームに入れて眺めてニヤニヤしてます。
また出してみようかな・・・。(*^^*)

うおー!

【番外編】ビートたけしさん

たけしサンタがやってきた!

多分、「天才・たけしの元気の出るテレビ」(1985年~1996年)
の番組内企画の「たけしサンタがやってくる」で、
僕が幼少期過ごした社宅のお隣さん一家にビートたけしさんや
高田純次さんやそのまんま東さん達がいらした事を
お隣さんのお姉さんが写真同封で僕に送ってくれたものです。
これもとんでもないレベルで今でも僕の宝の一つです。

まとめ


まあ、今更こんな痛い僕が言う事でもないのでしょうが、
現在はSNSが主流で、
有名人も門戸を開けていれば
一般人でも簡単に連絡できる時代になりました。
良いのか悪いのかはとりあえず置いておきます。

かなり前ですが、僕の尊敬する漫画家さんが
「頂くお手紙は嬉しいので必ず目を通す、大事にする」
と漫画内で描いていました。

もし、この気持ちを手書き(文字印刷でも良いとは思いますが)の手紙で、
伝えたい!と思うのでしたら、現在でも変わってないと思います、
よく単行本の巻末の連絡先に送付してはいかがでしょうか?
少なくとも極端にネガティブよりな内容でなければ、
書いて出して、想いを届けるのはアリだと思います。

僕は今でも手紙を書くことも好きです。
昔ラブレターも書いたよ。玉砕したよ。あっはっは
書いても出しても、必ず好感触が得られるとは限りません。
それでも僕はこれからも手書きで手紙を出したいです。
手紙を出したくなるような、そんな人と出会っていきたいものです。
郵送料値上がりとか、まー色々あるんですが、
僕は未だに文房具コーナーで便箋を選んだりするのから楽しいです。
変ですかね?
変ですね。

恐惶謹言(きょうこうきんげん)


ついさっき、初めてこれ知りました。
かしこの男性版。


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