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#1 ほんっとに、お母さんってがんばってる【無料】

▷オーディブル



このマガジンは、耳でもお楽しみいただけます。



これ、ぼくが心から思っていることなんです。


▷子どもたちから透けて見える家庭の様子

ぼくは、これまで11年間小学校教員として、毎日子どもたちと接してきました。

小学校教員の朝は、子どもたちを眺めることから始まります。


毎日、かわいく仕上げてくる女の子の髪型とかセットされているのとか。

昨日、ボロボロになるまで遊び倒した男の子の制服が、今朝見ると、またぴしっとなっているのとか。


そんなのを見ると、


あぁ、毎日お家の方が整えてくださっているんだな

って思います。



ぼく自身も、子どもたちを迎える学習環境を整えようと、

黒板を磨いたり、床を掃除したり。

色々とするんですが、これは仕事の一環だからできることです。

いくら子どものためでも、毎日のこととなると、ちょっとなぁって思ったり。

そんなことありませんか ?

毎日、本当に

おかげさまです

って心の中で言っています。

お母さんがそうやって送り出してくださるから、ぼくたちは仕事ができる。

子どもたちと関わることができる。


ある時は、ぶすーっとした表情を浮かべて

子どもが教室に入ってくることもあります。

「どうしたの?」と尋ねると、

「ママとケンカしたんだ」って。


ややや。

ほんとにさ、朝から色々あったんだねーって子どもの気持ちに寄り添いつつ、

頭の中ではお家の方の朝からの奮闘記に思いを馳せるのです。


▷今頃、自己紹介


申し遅れました。

ぼくは、「ともお」と言います。

漢字で書くと「朋生」って書きます。

ぼくは、生まれたとき、へその緒が首にからまって生まれてきたということでね。

いきなり、両親と離れ離れになったんですね。

他の病院?に緊急搬送されたそうです。

名前って生まれる前から決めてるパターンもあると思いますが、

ぼくの場合はこのエピソードがあったから。

朋に生きる

ってなったんだそうです。


もしこのエピソードがなかったら、全然違う名前になっていたかもしれません。


多分、両親は、「一緒に生きたい」という願いをこめたのでしょう。

ぼくは、この自分の名前を大変気に入っていて、

1つかないはずの月が2つも名前に入ってるなんてかっこいいなあなんて思っていました。(漢字の由来を調べたら、貝貝と「貝」を2つならべた意味なんだそうですが。笑)


でね、あらためて自分の名前をよーく眺めてみると、

あぁ、そっか。だからぼくは誰かの力になりたいんだ。

って。

合点がいったんです。


誰かの力になりたくて、

小学校教員の道を選びました。

ライフセービングをかれこれ15年くらい続けています。

その人が本来持っているエネルギーを大切にしたくって、薬膳師とかレイキティーチャーとかもやってます。

そして、日本親子コーチング協会では、マスターインストラクターとして、コーチングを届けています。

ほんとはまだまだあるんですがね。
もっと知りたいよーって方は、
ここを覗いてみてください。

そろそろ大改訂する予定です。

で、今ぼくは何をたくろんでるかというと・・・(にんまり)。

今、ぼくは、
「暮らしづくり・心づくり・夢づくり」
をテーマとして、がんばる家族がのほほんとできる空間をつくりたいと思っています。


なんか、もやもやーっとしたときに。

ふらふらーっと立ち寄って。そこで一週間くらいなーんにも考えずに過ごしていただく。

それでね、自然の中で、薬膳を召し上がっていただいて。

ほっとして。

それで、日々のいろーんなことを聴かせていただく。

そんな場所をつくりたいと思っているんです。


それでそれで、ここでは、ぼくは朋庵(ともあん)というペンネームで書かせていただこうと思います。
庵ってね、

1. 小さい簡単な住居。草ぶきの小屋。隠遁(いんとん)者また僧尼の住む家。また、僧房の名にも用いる。
 「草庵・僧庵・庵主・庵室」
2. 文人・茶人の雅号、またそれらの人の住居の雅号、料理店の屋号などに用いる。
 「竹庵・慶庵・閑田庵・たぬき庵」

Oxford Languages and Google

こんな意味があるんですね。


よくお坊さんがつけてていいなぁって思っていたんですが、ぼくは、僕自身がみんなが訪ねて来られるような場所でありたいなぁって思っておりまして。朋にいられる場所という意味で、「ともあん」と気軽に呼んでくださると嬉しいです。


▷ともあんとかぞく

さてさて、前置きが長くなりましたねー。

ここまでお付き合いいただいているみなさまに感謝感謝です。

我慢強い方にこそ、

ぼくは、この記事を一日でも早く届けなくてはと思っておりました。

がんばるお母さんに届けたいって思っていました。

もちろん、お母さん以外が読んでくださってもいいんですよ。

でもね、ぼくはこれまでたくさんのお母さんの話を聴いてきたんです。


それで、涙をぽろぽろこぼしながら語るんです。


なんでそこまで思い詰めることがあるのだろう。

なんでここまで我慢をされているのだろう。

その度に、ぼくはお母さんたちの力になりたいって思ったんです。

家族で過ごす時間って幸せの基礎じゃないですか。

どんなに仕事で成功していても、家族が幸せじゃないとなんかなぁってなる。


だってそうですよね。

朝、夫婦や親子でケンカをして仕事に出かけると・・・

いつも心のどこかに引っ掛かっている。

どんなに仕事でうまくいったとしてもね。


それだけ、家族の中の幸せって大事なことなんですよね。


なのに。


家族について学ぶ機会って驚くほどないですよね。

人生一度きりだからこそ。幸せに直結する家族づくりって、学んでおきたい。

けれど、ぼくたちは学ぶ機会がほとんどないんです。

正確に言えば、自分が育った家族環境が、自分のつくる家族環境に色濃く影響していくんですよね。


おいおい、えらそうに言うじゃないか。

ともあんは、どんな家族で育って、どんな家庭を今築いているんだい?

ってきかれそうです。


最初に伝えておくと、ぼく自身は独身です。

結婚もしていないし、自分の子どもはおりません。

ぼくにあるのは、これまでの教員経験11年間の中で出会ってきたたくさんの親子との対話の経験。

そして、今、本気で力になりたいと思って伴走をさせていただいている家族たちとの経験だけです。

そんなお前に何がわかるんだよー!って不快にさせていたら、
本当に申し訳ありません。


でね、正直なところ、わからないんです。

ぼくには、自分で家庭を築いた経験がないから、わからないことだらけです。


赤ちゃんの夜泣きの大変さは、よくわかりません。

イヤイヤ期の大変さとか、思春期の苦労とか、よくわかりません。


ぼくは、本当の意味で、家族を持っている人たちの苦労とか気持ちとか悩みを分かるわけじゃないかもしれません。

でもね、どうしても力になりたいって思ったんです。

もしかしたら、ぼくの綴る言葉たちが、誰かの心に届いて、はっと気づくことがあって、ぱっと何かがひらめいて。

もしそうなったらとってもいいなぁって思って。


ちょっと余談なんですが、

お月様ってあるじゃないですか。


うさぎがいるように見えるのは、クレーターっていうぼこぼこの穴があるからなんですよね。


地球側から見た月

でもね、月の裏側ってご覧になったみとはありますか?


これね、驚くほど、違う表情なんですよ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E3%81%AE%E8%A3%8F

何が言いたいかっていうと。


ぼくたちは、立場によって見えるものと見えないものがあるってことなんです。


家庭の中でしか見えないこともある。

学校の中でしか見えないこともある。


だから、こんなぼくのマガジンも

きっと誰かに届いてくださるんじゃないかなぁって。

実は、結構勇気を出して書いています。


▷なぜ、かぞくをまなぶのか?

さてさて、なんで今「家族を学ぷ」ってテーマを出したんでしょうか。

ともあんは、多分、何一つ不自由のない生活を今日までしてきたと思います。
父がいて、母がいて。
2つ下の弟がいて、12こ下の妹がいて、めっちゃ溺愛している愛犬がいて。

ぼくは、何一つ不自由なく、大学まで行かせていただきました。


ぼくのその毎日を支えたのは、母のおかげだったと思っています。


父が転勤族だったので、小学校には3つ通いました。
奈良、長野、東京の3ヶ所です。

ぼくは、友達が増えるなぁと思っているくらい脳天気だったのですが、母はどうだったでしょうか。
専業主婦だった母は、多分新しい土地に行く度につながりをつくることに苦心をしていたと思います。
ようやく仲良くなれたママ友とも、3年に一度の転勤で離れ離れ。

よく涙を流していたなぁっていうのを覚えています。


ぼくが中学生になる頃には、ぼくは母のよき相談役でありました。

日頃の色々な悩みをぼくに話すようになったんですね。

もしかしたら、ぼくが世の中のお母さんたちの話をよく聞きたいなぁって思うのは、このときにつくられた役割なのかもしれませんね。


一方父はというと。すっごく仕事熱心というイメージです。

ぼくは、父に褒められた経験は一度として思い出せません。

休日は一緒に買い物に行ったり、長期休暇はキャンプや旅行に連れて行ってもらったのですが、父から何かを教わった経験も何も思い出せないのです。

ぼくが、何不自由なく生活ができて、大学にまで行けて・・・それは、父のおかげであることは間違いないのです。

だから、たくさん感謝をしています。

ただ、なぜかぼくの父に対する思い出は、叱られたことぱかり。

ぼくのテストを見て、「なんで100点じゃないんだ」「なんで1位じゃないんだ」と言われたり、進路の岐路にやってきて、「この偏差値はなんなんだ」「こんな志望校は許さない」といったそんな記憶が真っ先に思い出されるのです。

と、ここまで書くと、ともあんは、母は得意、父が苦手なんだなぁと思われるでしょう。

まさにその通りです。
これは、今でも変わりません。


▷家族での経験が今をつくっている


手前味噌な話ではありません。ぼくは、先に挙げたようにたくさんの学びをしてまいりました。そして、今も学んでいます。

それってどうしてなのかなぁって最近紐解いてみたんです。


ぼくは、どうしても父がいる家にいたくなかった。

だから、とにかく、予定がなくても休日は家の外で過ごしました。

外で居場所を見つけるために、いろいろなところへ行きました。

土日は必ずといっていいほど、映画館へ行きました。

ここにいれば、2時間近くは何も考えなくていい時間を買うことができます。

山にも登りました。
一人で登山をするのは気楽だし、何より一日中外にいることができます。

そして、たくさんのコミュニティで、たくさん学びました。

それは、父から叱られたのが原体験かもしれません。

「誰かから認められるためには、誰よりも努力しなくてはならない」って思ったからかもしれません。

学んでも学んでも、足りない足りない。だから、これまでに30くらいの資格を取得してきたかなぁ。

まぁ、学び続けることが大事だなんて言われるこの時代には、合っているのかもしれませんけれどね。

どんな経験も自分の力にすることはできるのかもしれません。


▷かぞくをまなぶマガジンがはじまるよ

今となっては、その呪縛からは抜け出せたかな?とも思っています。

でも、ぼくの行動はきっと、その家族の中で得た価値観にも影響を受けているのだと思います。

このマガジンは、ぼくにとっては結構勇気のいることだったりするんですが、自分のためにも書いておきたいと思ったんです。


このマガジンは、

がんばる家族へ届けたい、「家族を学ぶ」をテーマにしたnoteです。

ぼくがどんなことを考えながら

11年間小学校教員をしてきたか。

ぼくのバックグランドと先行研究による理論と。

ぼくの肌感で捉えてきた「家族」をつづる、

全6回(予定)週2回更新予定のマガジンです。


このマガジンでは、「かぞくとはかくあるべき」だなんてことは一切言うつもりはありません。ただただ、これを読んでいただいて、かぞくをいろんな角度から眺めてみられたらいいなぁって、ただそれだけです。


マガジンの内容は大体こんな感じ。

1.お母さんってほんっとにがんばってる(今回)
2.かぞくの絆と愛について
3.かぞくってなにでできている?
4.ステップファミリーは希望に向かう
5.がぞくが変わる✖︎時代も変わる
6.未定

マガジン「かぞくをまなぶ」の概要


ぼくは余白が大事だと思っています。

なので、あえて「未定」の回を用意しています。

また、予告なくテーマは変更になったり、入れ替わったりするかもしれません。


できる限り多くの方に届けたいと思っていますが、有料にさせていただくかもしれません。

ということで、お付き合いいただけたら幸いです^^

おかげさまでした!!



今年の注目情報はこれだ!2022

【暮らしの藝術大学Linktree】
https://linktr.ee/kurashinogeijyutu

【LINEアカウント】夢のえがき方研究所ともお
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【夢のえがきかた研究所Linktree】
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【公式Webサイト】夢のえがきかた研究所
https://t-kato72.wixsite.com/yumelabo2020

【Tiktok】観るだけ1分メンタルトレーニング【スリンキー練習100日チャレンジ】
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【YouTube】夢のえがきかた研究所
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