「働く」とはなにか。
外部研修に参加した際に、その講演担当の方が、辛い時にこそ働くとは自分にとって何かを考えてくださいと。
その人は社会の役にたつために働くということが基本とのこと。
辛いときにこのことを思い出して、「よし頑張ろう」と初心に帰るとおっしゃっていました。
私はというと、そんな大それたことはなく、
⚫︎一緒に働く仲間の中で、頑張ってる人の役に立ちたい(^^)
⚫︎周りが楽しく仕事をして欲しい。
そんなことしか浮かびません。
人の役に立つ=自分の喜び。
人が楽しんでいる=自分の喜び
自分の喜びのために、人の役に立てるようにまず自分自身が成長しなくてはいけません。
つまり自分の成長させるために働くということが私の答えなのかなと思います。
周りが楽しんでるかな?
大丈夫かな?
ちゃんと頑張ってるの届いてるよとか。
そんな気持ちが私の頭の中で常にぐるぐるします。
そんな言い方は他人を傷つけているよとか。。。他人の発する言葉も正直気になります。
そんな他人の心が気になるきっかけが私にはありました。
高校2年生の秋。
一番の仲良しの友人が記憶喪失になりました。
私は誰?
家はどこ?
と通学途中でそんなことになりました。
その日は音楽会。
彼女は歌が上手く、声が響き、目立つから練習で声出すなとか言われていたと後でききました。
いつもそばにいて、私のそばでは大好きーと子犬の様にキャンキャンしてた彼女が何かに苦しんでいたこと。
わたしは全く気づかなかったことをすごく後悔したのと、見えてる姿ってほんとに一面だなと実感しました。
その子にとって私は家族のような存在だったから、リハビリに協力して欲しいと言われ、その子と出かけたり、私の家で1ヶ月生活したり。
だんだん思い出していく様子をそばでみてきました。
そして、記憶をなくしている中で自分の家で過ごす苦悩など、本音の手紙が私に届きました。
本音は今までの彼女が私には見せなかったSOSでした。
平気な顔してヘラヘラ笑ってる子の内心は違うと思って過ごすように大きく変化しました。
とてもつらい経験でしたが、私はこれがきっかけで、他の人にできることを頑張れるようになり、他人の気持ちを考えて行動を出来るようになりました。
辛い気持ちのひとには寄り添うなど、自分ができる事をするようになりました。
その人にとっては迷惑なこともあるかもしれないけれども、
相手にはこれっぽっちも届いていないかもしれないけど、少しでも気持ちが楽になる人がいたらいいなという勝手な思いです。
キャリアアップということを今意識していますが、偉くなりたい・・・ということよりも、自分がキャリアアップすることで楽しく仕事が出来る人が増えるようにしていきたいなと思っています。
私の働くってみんなが楽しく働くことができるように!!
ただそれだけな気もします。
また来年も同じテーマで書いてみよう。
変わってたりするのかなと今から楽しみです。