さびしい・むなしいという感情が 生まれない状況を望みすぎている。
さびしい、むなしいという感情が今から湧き出る。
感情が生まれる瞬間がわかるようになった。
急に泣きたい気持ちになって、一気に気持ちが下がる。
テレビの取材でまちかどインタビューを受けている若い夫婦。
恋人の同じ時間を共有できている幸せを知らせてくるSNS。
この人たちは、さびしいむなしいと感じることはないのだろうか。
あったとしても、その感情は愛に変わる。
自分の感情は愛に変わることはなく、不安に変わる。
これまでの自分はヤリモクなんてあり得ない!
そういう行為は付き合ってからするのもの!
と思っていた。それこそさびしいむなしくなる原因になると思ってた。
でも誰かと付き合うことの方がしんどくて、さびしくて、むなしいと感じるようになった。
相手との距離感がわからなくて、どこまで踏み込んでいいのかわからない、
自分を相手に上手く素を見せることができない。
そんな自分に嫌になる。
自分が嫌になるくらいなら、付き合うという関係にならない方が楽なのではと思うようになったし、その関係を望むようにもなっていた。
そんなときにこの本を読んだ。
そんな関係であっても、種類は違えど、さびしいむなしいという感情は抱いていて、この感情が湧き出るのを止めることはできなということ。
湧き出ているのを気づかないことはできるけれど。
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