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【月極駐車場業界】アナタの予想を超えるニーズがあります。
街を歩くと見かける「月極駐車場」。
実は、皆さんの想像以上に数が多いんです。
どのくらい多いかって?
結論から言うと、コインパーキングが全国で約200万台と言われているのに対して、なんと月極駐車場は全国で約3,100万台もあるのです(当社推計)。
遅ればせながら、初めまして。ハッチワークの2021年新入社員です!
「月極駐車場」
恐らく当社のnoteをお読みの皆さんは、少なからずこの言葉を聞いたことがあると思います。
ただ、詳しいことはよく分からないという方が多いのではないでしょうか?
私達21卒にとっても、入社するまで月極駐車場については知らないことばかりでした。
このnoteでは、
なぜ月極駐車場はこんなに需要があるかについて解説していきます。
最後まで読んでもらえると嬉しいです!
クルマを持ちたいのにお家に駐車場がない!?
日本では自家用車のために約2,480万台分の月極駐車場が借られていると推計できます。
日本は約4割の世帯が住宅を自己所有していないため、同じ割合で月極駐車場を利用していると考えられます。
令和3年1月末時点で日本全体の自家用車保有台数が約6,200万台であるため、上記の数字を推計することができます。
根拠:6,200×0.4=2,480(万台)
賃貸住宅に住まれている方は、多くの場合、クルマを置く場所も借りる必要があります。
月極駐車場を借りるパターンとして はこれが最も想像しやすいはずです。
加えて、自宅・土地所有をしている場合でも、月極駐車場を契約する場合があります。
都心部では十分な広さの土地を確保することが簡単ではないからです。
自宅を建てるスペースに加えて、クルマを置くスペースも必要になると尚更です。
特に2台目以降のクルマの置き場所は外部になることが多いのではないでしょうか。
また、最近は都心部でそもそも駐車場のない戸建て住宅も増えているようです。
(参考記事: https://urbanlife.tokyo/post/42069/)
月極駐車場が運輸業を支えています
運輸業の方々も月極駐車場を使っているのです。
最初は私も「え、会社が保有してる土地があるから月極駐車場を借りる必要ないでしょ?」なんて思っていました。
実は密接な関係にあったのです。
2020年から急速に広がったコロナ禍によって、家に滞在する時間が増えたと思います。
リモートワークを推奨され飲食店は時短営業、教育機関もオンライン化が進むなど多くの変化が世界中に巻き起こりました。
その中で「運輸業」はより需要が高まった業界の1つです。
宅配最大手のヤマト運輸の小口貨物取扱個数(2020年度)は、
20億9,699万3,625個(前年度比116,5%)、
ネコポスは2億9,331万7,124個(前年度比170.0%)
まで増加しています。
(参考記事:https://bit.ly/3dPKX9i)
このように運輸業者は拡大し続ける需要に対応するために、
輸送車両を増やさなくてはなりません。
自動車を増やすということは、もちろんその置き場も増やすということです。
そんな時に月極駐車場の存在が必要になってくるのです。
自宅にいながら欲しいものが買える、手に入る。
この感動は近年のECの普及などにより今では日常的なものとなりましたが、
これを実現してくれているのが運輸業であり、それを支えているのが月極駐車場です。
例)EC: Amazon,楽天市場
実は月極駐車場も私たちの便利な生活基盤の一部となっていることを
ここで覚えていってください!
クルマでご飯や買い物に
飲食店や小売店舗が月極駐車場を借りることもあるのです。
皆さんはご飯やショッピングに行く際、クルマを利用しますか?
自家用車が主な交通手段の地域では「外食する」「買い物に行く」際に
必ずと言っていいほどクルマを使用します。
「以前から興味があった飲食店にクルマで行ったけれどお店の駐車場が少なく満車のため、仕方なく別のお店で済ませた」
そんな経験はありませんか?
これが起きてしまうとお店側は顧客を失ってしまい、
得られるはずだった利益がなくなることになります。
機会損失を減らしお店を満席にするには、
より多くの駐車場が必要となるため、
周辺地域の月極駐車場を借りることになるのです。
また、その他のメリットとしては、
1,大人数での来店機会が増える
2,天候に大きく左右されない
3,路上駐車を防ぎ近隣とのトラブルを避ける
などが挙げられます。
月極駐車場はこのような目的においても使われているのです。
そんな使い方が!?新時代のモビリティサービス
実は皆さんの想像もしない月極駐車場の使われ方は既に実現しているのです!
月極駐車場+キャンピングカー=?
何が想像できるでしょうか…
なんと、
?の正体は「モバイル・オフィス」です。
クルマの置き場所としての月極駐車場と仕事部屋としてのキャンピングカーを
組み合わせることで近くの駐車場がお仕事スペースに早変わり。
自宅に『在宅勤務スペース』がないという、意見からこのような取り組みが始まりました。
(参考記事:https://bit.ly/3gApItW)
ここまで、クルマを置くスペースとしての駐車場ばかりを紹介してきました。
が、驚くなかれ、月極駐車場はクルマのためだけのものではなくなっています。
では、一体「何」のためのものなのか?
ここまで読んでくださった皆さんはきっと最後まで読んでくださると
信じて紹介させていただきます。
それは...電動自転車シェアリングサービスの「Luup」です!
ただの自転車ではありませんよ。
電動です。※大事なことなので2度言いました。
Luupは電動自転車を街中にあるLUUPポート(置き場)ならどこで借りても、
どこ返しても良いという画期的なサービスです。
そして、その置き場として月極駐車場が使われています。
(参考記事:https://bit.ly/2Psmei4)
このように、月極駐車場のクルマ置き場とはまた別のニーズが既に高まりつつあるのです。
終わりに
いかがでしたか?
月極駐車場は多くの人たちに様々な目的で使われていることを知っていただけたかと思います。
これだけ需要の大きな産業ですが、
実はデジタル改革はまだまだ進んでいないのです。
なぜかというと、
「管理会社は無数に存在し、管理する方法が会社ごとで違う」からです。
物件情報を紙で管理していたりツールを利用していたりと
管理会社ごとにバラバラ・・・
そのため月極駐車場はデジタル革命が進んでいないのです。
このままでは将来巻き起こるモビリティ革命に対応できません。
そこで、私達ハッチ・ワークは不動産管理会社を支援する形で、
月極駐車場の情報を集め、未来で役立つインフラを造ろうと日々頑張っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
私たちは共に社会の礎を創っていく仲間を募集中です。
お会いできるのを楽しみにしております。
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