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千葉ジェッツ戦を終えて 10/26.27

10月26日 H 長崎 50-82 A 千葉J
10月27日 H 長崎 75-79 A 千葉J

調子に乗ってすみませんでした!
そんな風に全方向にスライディング土下座を決めたくなる第一戦。でも過去は振り返らない主義なのです。試合内容は覚えてません。思い出したくありません。覚えているのは、荒谷選手お帰りなさい。リオン、狩俣、高比良の三選手が同時出場。くらいかなぁ。
ハピアリでB3からの3人が同時にフロアに立って試合してるのはグッと来ました。たとえガベージタイムでも。
まぁ、思い出したく無い内容ではありました。全てが後手後手に回って答えが見出せないまま心が折れた状態。でもでも、長いシーズンこんな試合もありますね。そこからこの試合を糧にしてどの様にカムバックしてくるか、そちらの方が大切でしょう。と前向きに捉えてみます。
とは言え、第二戦ハピアリに向かう脚は重かった。2日連続で成すすべなくボコられるかも知れないと思うとこんないちファンでさえ、ただアリーナに行く事だけでも気持ちが萎えてしまう。それでもヴェルカの選手達の気持ちを思うと行かねばなるまい、あの試合の後の決意の程を見届けねばなるまい。そう思いアリーナに歩を進めるのです。

第二戦、展開は前日と同じく千葉に主導権を奪われ千葉ペースで試合は進みます。しかし第一戦の昨日とは異なりヴェルカの選手達の集中力は途切れていない様でした。ディフェンスで頑張って粘って崩して後少し、そのタイミングでヒラリと躱され得点を決められる。実にフラストレーションが溜まる展開。逆にオフェンスでは展開を広げてフリーを作ってもシュートを決め切れない。実にフラストレーションが溜まる展開。重苦しい展開でも粘って粘って流れが来るのを信じて、流れを呼び寄せるべく集中力を切らさずにプレーを続けてくれます。
いや、集中力が切れそうな場面は何度もありました。意に反して吹かれるレフリーの判定。いつもは決まる筈のイージーショットが決まらず。思い通りにならない試合内容にも切り替えて、あるいは交代で一度フロアから出て仲間を鼓舞します。またアリーナのファンも納得がいかない審判の判定にブーイングで応えます。私なんかも審判も大変だなぁと思いつつもブーブーゆーとりましたけど。

奇しくも第一戦と同じく16点差で後半を迎えます。
3Qからは互角の展開で点差は思う様に縮まら無いものの第一戦の様に突き放される事もなく付いていきます。ホグ選手の相手をオフェンスでもディフェンスでもマッチアップしていたJB選手がファウルトラブルとなるも交代で入ったフロイド選手が何とか繋ぎます。インサイドで意地の得点を見せてくれます。やればできる子なんです。
4Qに入りディフェンスがやっとアジャストし始めました。ファウルにならない様に、一対一でやられない様に苦しい時間帯をなんとか過ごしていきます。千葉の原選手、ムーニー選手にファウルがかさむとスミス劇場が開幕。ドライブステップからファウルドローンを引き出し得点を重ねます。更には馬場選手の3Pも飛び出してあれほどあった点差を2点差のところまで迫ります。しかしながら最後の最後は富樫選手のフローターが決まり勝負あり。富樫ヤバ!

ヴェルカに流れが変わりそうな場面は何度もありました、がその度に千葉の様々な選手がタフな勝負強いプレーで流れを渡してくれませんでした。4Qにヴェルカの流れとなった後でも最後の勝負を分ける一線は越えさせない。千葉の勝負強さが随所で光った試合でした。千葉ジェッツ強し。コレにワタナビ選手が戻ってくると考えると訳わかんネェや。

この日ヴェルカの3Pの成功率は19.2%とかなり低く抑えられました。(ヴェルカシーズン平均31.5%)ここまで下振れするとなかなか難しい、逆にこの数字で良くぞここまでやれた、と褒めてあげたいくらいです。第二戦は試合の強度、集中力、気持ちが溢れた良い試合でした。負けはしましたが思う様にならない展開の中でコレほどの内容を見せてくれたのは素晴らしかったと思います。ファンの歓声の大きさが試合への没入感を表していました。

やー、良い試合だった。負けても良いから第一戦からコレを見せて欲しい!そう思うのです。
コレで千葉ジェッツとの通算は二勝二敗のタイです。こりゃープレーオフでもう一回やるしかありませんなぁ。死力を尽くしてもなお勝てない、しかしながら如何に勝ち筋を見出すか必死にタチムカウ姿に魅了されシーズンを通して成長する姿を見続けたいと思った次第でした。第二戦の感想ですね。

でも第一戦はありゃダメだ、あんな試合はコレで最後にしていただいて、私の中では無かった事になります。はい、無くなった。
ファンの中では第二戦の記憶だけを残して次に進みましょう。更に強くなれるそう感じた一戦でした。
次は勝てるぜ。

Go Velca!!

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