秋田ノーザンハピネッツ戦を終えて
11月 9日 H 長崎 68-71 A 秋田
11月10日 H 長崎 54-55 A 秋田
今節は二敗、連敗が4まで伸びてしまいました。
このままバイウィークで2週間リーグ戦はお休みです。疲れも怪我もギリギリのところで中断期間に入ります。限界まで追い込んだのも想定済みなのか?さて、どーでやんしょ。
○シュートが決めきれない泥試合?
ガチンコのディフェンスがスパークした良試合でしょ
一戦目の68-71も十分ロースコアですが、第二戦に至っては54-55とヴェルカの試合で見た事ないロースコアでした。ゴールシーンの少ない盛り上がりの無い試合?ノンノン、得点、ゴール数は少なくともそれ以上にディフェンスの強度の高さ、ゴツゴツと音の聞こえそうな身体のぶつかり合い、昨シーズンまでのヴェルカとは別のベクトルではあるものの、特に第二戦ではマイキーのナイスディフェンス、リオン選手の度重なる24秒を奪うディフェンス。これらのプレーは華があった。誰がなんと言おうと震える程のナイスゲームだった。一見地味に見えるけども耐えて耐えての守り合いでハピネスアリーナが沸き立つのも感慨深い。まぁ、昨シーズンとの高低差で耳キーンなるわっ!って言われてもしゃーないけど。
ディフェンスで盛り上がる瞬間も良いですよね。
○秋田の中山選手のディフェンスがヤバイ
秋田の中山選手は嫌らしい。決めるべきシュートをしっかり決め切るのはまぁ置いといて。後半に入ってからギアを上げると、まーぁどこにでも顔を出す。トップからスミス選手のボール運びにベッタリマークしてプレッシャーをかけ続けてるかと思いきや、JBが飛び込んだところにテイクチャージ。リバウンドやルーズボール回収にも良いところに顔を出す。ヴェルカのディフェンスは良いのだけど秋田のシュートを落とさせた後のリバウンド回収がなかなか出来ない。なんて時には大体は中山選手がチョロチョロしてるのよー。純粋にもー凄いな。スタッツには残りにくい部分なんでしょうが中山選手のボールを納める能力の高さに非常に苦しめられた試合でした。リオン選手とはまた違うディフェンスの強さを見せていただきました。凄い。
○そもそも馬場選手とエドゥ選手、スタート二人いなかった件
重症者は居ないものの今年も怪我人が出始めております。こればっかりは仕方ない部分はあるもののなんとかやりくりをお願いします。としか言えないですなぁ。バイウィークに入った事ですしなんとかコンディションを戻して欲しいものです。モーディHCもバックトゥバック連戦の影響を肌で感じ始めてくれたと思います。これからまた少し変わって行くかもしれませんね。
とは言えスタートの二人日本人選手で攻守の要の馬場選手とインサイドの大黒柱のエドゥ選手を欠いてアレだけの試合をやれたのは冷静に考えると良くやった。といっても良いと思います。山口颯斗選手が馬場選手の代役を、川真田選手がエドゥ選手の代役とそこまで強度を落とさずに試合ができた層の厚さを感じられました。特に山口選手はプレータイムを30分以上に伸ばして頑張ってくれました。得点でも第二戦では極端なロースコアの展開の中10点の活躍。これからもコンスタントに出場出来れば良いのじゃがなぁ。
抜けられると困る選手が二人抜けてのこの試合内容なだけにまぁ実質勝ちって事で良いでしょう。そんなもん無いけどな。
バイウィーク明けにコンディションを戻してくれてるのか期待して待ちたいと思います。
○この試合のレフリング良かったと思うの
審判なかなかスポットの当たらない方々ですね。話題に上るとすればあのジャッジは如何なもんか、あの誤審が試合を分けた、などなど。まさにネガティブな話題ばかり。減点方式での話題ばかりです。
今節はガチガチのフィジカルコンタクトがガッツリてんこ盛りの試合でしかもロースコアのクロスゲームという一つのミスがまぁ目立つであろう試合だったと思います。そんな展開の中で両チームの選手からのリスペクトを最後まで失わなかった。見ていてもレフリーのジャッジにフォーカスする事なく最後まで試合を応援できたと思います。なんだろうね、試合に没頭できる、選手が試合に集中できるジャッジってどこが違うのかねぇ、そのうちに整理して考えときたいです。
ともかくナイスジャッジ。お疲れ様でした、ありがとうございます。
という事で連敗を伸ばしてバイウィークに突入した訳ですが。終わった試合は仕方ない。やった怪我も仕方ない。そう考えるとバイウィークはちょうど良いタイミングでしょうかね。12月は本気と書いてマジと読むそれくらい落とせない対戦が多いですね。どのくらい勝ち星を戻せるか、コンディションはどのくらい戻ってくるか、期待と心配のバイウィーク。
来月も応援頑張りましょー!
Go Velca!!