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【訪問リハビリあるある】家族にリハビリを見られて緊張してしまう時の対策!

訪問リハビリでは、利用者さんよりも家族がリハビリに対して意欲的であり、家族がじっとリハビリを見てくることがあります。

そんな時、家族からの視線に緊張してしまい、リハビリに集中できなかった経験はありませんか?

また、家族から突然の質問されたが、上手く返答できず、悔しい思いをしたことはありませんか?

今回は、家族にリハビリを見られて緊張してしまう時の対策について、紹介します。

この対策を肝に銘じておくことで、家族との信頼関係を築きやすくなると思います!!!

家族に見られて緊張してしまう理由

家族の目の前でリハビリをすることは、訪問リハビリ特有のシチュエーションであるため、経験が少ないことで緊張してしまうと思われるかもしれません。

しかし、何年経験しても、緊張してしまい、リハビリに集中できないセラピストは多々います。

つまり、家族の前でのリハビリは、経験を重ねても慣れない可能性があります。

ずばり、、、、
家族に見られて緊張してしまう理由は、”セラピストが家族の情報を詳しく知らない”=気軽に会話できる関係性でないためになります。

家族が何を考えているのか、利用者さんにどのようになってほしいのか、セラピストに何を期待しているのか、など家族の考えや思いをセラピストが分からないまま、リハビリを進めてしまうと、家族は話しかけるタイミングを遠慮してしまいます。

その結果、リハビリが一通り終わった後に家族が質問することになり、セラピストは何の準備もできずに質疑応答になってしまいます。

この時、セラピストが即答できなかったり、自信なさそうな返答としてしまうと、頼りない印象を与えてしまいます。

また、家族と話すことなくリハビリを終えてしまうと、その後に家族と話す機会が激減してしまい、ぎくしゃくした関係になるかもしれません。

家族に見られて緊張してしまう時の対策

家族にリハビリを見られて緊張してしまう時の対策は、リハビリを見ている家族の立場にセラピストが立ってみることになります。

具体的には、リハビリの最中に、下記のような質問をストレートに家族に聞いてみることをおススメします。

「セラピストに聞きたいことはありませんか?」
「最近、利用者さんの体の変化はありますか?」
「利用者さんについて、どんな心配がありますか?」
「普段、どのように介助していますか?」
「普段より、頑張って動いてくれていますか?」

質問を通じて、セラピストから会話を進め、家族の考えや思いをくみ取っていきましょう!

会話を通して家族の立場に立つことができると、「家族に見られている」→「家族が見てくれている」と感じられ、緊張→安心に変わると考えます!

訪問リハビリの利用者さんや家族の多くは、セラピスト=リハビリの”先生”と捉えてくれていることが多く、口出しせずにお任せしようとしてくれている印象があります。

その印象をセラピストからぶち破り、家族も一緒にリハビリしていきましょうという雰囲気を作れると良いと思います!


まとめ

今回は、家族にリハビリを見られて緊張してしまう時の対策について、紹介しました。

家族に見られて緊張してしまう理由は、”セラピストが家族の情報を詳しく知らない”=気軽に会話できる関係性でないためになります。

家族がリハビリを見るということは、言い換えればリハビリ、もしくはセラピストに興味がある、気になっていると言えます。

セラピスト=リハビリの先生のイメージがあることから、家族から話しかけることを遠慮しているかもしれません。

そこで、セラピストから積極的に家族へ質問を投げかけながら、家族の考えや思いをくみ取ることができれば、リハビリを見られていても緊張せず、利用者さんと家族、セラピストが協同してリハビリを進められると思います!

是非、試してみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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