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葛藤への取り組み。。結論は朧気

【緊急事態がなかったら、こんなことやってなかった…プロジェクト構築リアリティーショー】28日目

平日12:10からの15分レッスン、6月はお試し期間にて無料開催!はたらく人のためのヨガ「はたよが」がお届けする、おひる12時10分から15分のヨガタイム


28日目、日曜日

7月から本格稼働、つまり有料化を決めていたら寝るに寝れない週末になっただろう、と想像しながら過ごしています。

結局7月10日まで延長しました。

先日有料化すべきかすべきではないのか、収益化への恐れや葛藤を綴りましたが

先ほど視聴したプリズン・サークルという映画にも、そのような場面があり、そうだな世の中葛藤だらけだ…と、葛藤を忌むべきものと避けるのではなく、うけとめて味わっています。

この、プリズン・サークルというドキュメンタリー映画は超絶おススメなのでぜひ関心ある方は御覧ください。2020年7月10日までは仮説の映画館というプロジェクトで特別オンライン上映が行われています。


島根県にある刑務所のTCプログラム(セラピューティック・コミュニティ=回復共同体)を追ったドキュメンタリーで、撮影許可まで6年もの年月を要し、やっと映像化が実現した作品です。

6年もの間、作品作りへの情熱をもちつづけていられた根っこには何があるのだろう、と監督のインタビューも拝見しました。

語られていたのは、人が変化する姿に心揺さぶられたご経験

小説や創作したものも人の心を動かすものが多数ありますが、やはり生身の人間のあり様は強く心を揺さぶります。

私自身、生活困窮者支援の団体の事務所勤務員として極微力ながら立ち直ろうとする人のそばに居させてもらうこともありますが、相談員さんとの交流の中で背負っている大きなものが少しずつはがれていく場面を見かけると、何とも言えないものがこみ上げることもあります。一応生活面をお世話させてもらっているのですが、何か与えられている気分になる事も多いです。


葛藤の話にもどります

映像のなかで、対立する立場を一人二役で演じるワークの実践のもようが紹介されていました。

刑務所ですから、更生して立ち直ろうとする未来をみている自分と、罪の重みを受け止めて贖罪を中心の感情に置く自分、そんな対立です。

周囲には、補助してくれる人が各立場にて2名ずつの4名とファシリテータ1名の計5名がサポートしながら実施します。

何度か、両方の立場を行き来しながら、気づきを得ていくというもの。


そうか、これやってみよう!

とやってみました。立会人はいないので、紙に書く方法をとりました。

・このままの状態で継続していたい立場

・収益化を図らない限り持続可能ではないと考える立場


きれいごとと、現実的思考の対立

この構図、きれいごとの方が勝っているようにも思え、きれいごとを成立させるためにどうするか、を考えればいい、というような考えも浮かんでくるのですが、ワークを実践していくにつれ、そう簡単ではない事に気づいてきます。

きれいごとだけが、人の助けになったり、為になったり、善であったり、支持されたり、という訳ではない。

そして実践していくなかで、解決方法の糸口がみえればよかったのですが、そうでもなくて。。。まだ旅は続きます。



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