『古美術商の恋』について、今、考えていること。
『古美術商の恋』って、
舞う、語る、演じる、奏でる、歌う
この五つすべてがメイン、と言う新しい演出スタイルを最初は目指していたのです。
でも、当初キャスティングしていた「舞」と「歌」のプロフェッショナルが、立て続けに諸事情で降板になってしまったことで、演出的には大きな変更を余儀なくされました。
上演された『古美術商の恋』のクオリティには(自分の演奏以外)満足しているのですが、もし再演するチャンスがあったら、次はもともと構想していた形に改めてチャレンジしたいです。
あと、戯曲を書きながらずっと思っていたのですが、これ、小説にも映画にも、すごく可能性のあるストーリーだと思うのです。舞台版では、舞台でしか出来ないある「仕掛け」があったのですが、小説版も映画版も、もしやれらた、それぞれのフォーマットでしか出来ない「仕掛け」をやってみたいです。(もう、ある程度考えています)