
CAFEでドレスと5年ぶりの再会
福岡のウエディンングをコンセプトにしたカフェ『ピュアカフェ』を夫婦で経営しているJIROです。
今日は私共のカフェで初のミニマルシェを開催しました。
主催者は私共が昨年ウエディングフォトをお世話したお二人。喜んで会場を提供させて頂きました。
コロナ禍でお客様が来店されるのか心配でしたが入場制限をオープンからしなくてはいけないほどの大盛況でした。
その中の一組のファミリーでご来店された方のエピソードを今日は書かせて頂きます。
今から5年ほど前、ウエディングプロデュースをさせていただいたお客様のお話です。
新婦様は独身でまだ結婚が決まる前のある日、ウエディングドレスを偶然ネットで見つけて、すごく運命を感じられたそうです。
『このウエディングドレスほしい❤』
その頃はまだ結婚の予定もなく、ただ一目ぼれし衝動買いをしたそうです。
それからご両親にそのことも言えず、実家暮らしの新婦様は大事にクローゼットの中にしまっていたそうです。
そしてたまに出しては結婚式の想像していたとか👰
それから数年後、
運命の出逢いがあり結婚が決まったおふたり。
結婚披露宴はせず、親族のみの食事会をすることが決まったそうです。
それからご縁あり私共に相談がありました。
『親に内緒で買ったウエディングドレスがあるんです…』
食事会のレストランは純和風の料亭。
『ドレスは会場に合わないので着なくて良いんです。』
と新婦様。
そこでご提案したのが食事会場のすぐ近くの音楽ホールを特設チャペルにセッティングし、ご両親をビックリさせようという企画でした。
当日はご両家ご両親は食事会というセッティングで私はそこのレストランのスタッフになりきり食事前に
『全員で集合写真をお撮りしましょう』
とご誘導。
そこにウエディングドレスとタキシードを着たお二人がご入場!
そのまま人前式がスタート。
司会は、妻のYOSHIE
感動の式になりました。
ご両親さまも最初はビックリしていらっしゃいましたが、大変喜んで頂きました。
そして結婚式後、新婦様も大満足で
なんと⁉️
『自分のウエディングドレスが世の中の誰かの役にたつのなら、家で眠らせるよりYOSHIEさん所で引き取ってください!』と
大切なウエディングドレスを私共に寄贈してくださいました。
それから約5年後の今日、私共のカフェでミニマルシェがあるからと、わざわざ買い物に来てくださいました。
絶対に新婦様はご自分のウエディングドレス👗と再会したいはずだと思いましたので、
今日のセンターは新婦様のウエディングドレス
そしてご来店。新郎様と大きくなったお嬢様とご一緒でした。
喜ぶプランナー兼司会者のYOSHIE。当時の話しで盛り上がり、二階のドレスルームへ。
そしてご対面
案内した妻YOSHIEの話によると
嬉しそうに携帯で写真を撮りながら、ご主人に
『これが私のドレスばい👗』と
嬉しそうに語っていたそうです。
その横で嬉しそうに二人を観る娘さん。
私は思いました。
娘さんがお嫁さんになる時まで大事に保管して置こうと。
娘さんが
『お母さんのウエディングドレスが着たい!』
と言ってくれ、また私共のカフェにご相談に来る
そんな日が来たらいいなぁ。