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【女性のエンパワーメント事業 参加者の声 / 濵崎恵理さん 】

昨年度も好評だった鹿児島県男女共同参画センター主催『女性のエンパワーメント事業』(以下:セミナー ※)が今年度も開催されます。その募集に際して、過去にセミナーに参加された方の現在を取材してみました。

※昨年度までは『ワタシらしい”はたらく”を描く女性起業セミナー』の名前で開催。

続いては、2023年度に参加された濵崎恵理さんです。

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2024年度参加者募集フライヤー
2024年度参加者募集フライヤー

自分のことを受け止めてもらうことで、前へ

濵崎さん:私は姶良市にある龍桜高校の学校司書として勤務しています。学生時代から図書室が私にとっての居場所でした。当時の学校司書の先生から救われることも多く、生徒たちの一つの居場所として図書館を活用できないかと思ったのが学校司書を目指したきっかけです。本業以外では、NPO法人の活動にも携わったり、知見を広げるために勉強会に足を運んでいたのですが、その中で「私は今のままでいいのか?」と悶々とするようになったんです。そんな時、お世話になっている方からセミナーのことを教えてもらいました。チラシを見た瞬間「私の求めている答えが見えてくるかもしれない!」と直感したんです。講師の皆さんも私が今まで接点がない分野の方々ばかりだったので「話を聴いてみるだけでも何か拓けるのでは?」と思ったのも一つの理由です。すぐにキャリアデザインコースに申し込みました。

濵崎恵理さん

濵崎さん:最初の回で驚かされたのは「“キャリアデザインとはこうである!”といった答えを示すことがゴールではない」と言われたことです。私は答えを知るために参加していたので「これから私たち、何をするの?」と戸惑ってしまいました。でも、それぞれの人生を振り返るモチベーショングラフの時間きっかけで、その戸惑いも無くなりました。「言われたことを否定しない」のルールの下、振り返った内容を参加者同士で共有する時間があったんです。講師からは「違いを知ろう」とアドバイスを受けました。すると、嫌な過去も含めて、その場にいる皆さんが自分のことを受け止めてくれていると感じたんです。普段、自分自身の話をする機会はありません。ましてや、誰かに肯定してもらう機会も少ないです。だからこそ、私も他の参加者もモチベーショングラフの時間後は笑顔で前向きな発言をする人が多くなった印象を受けました。

写真提供:ワタシらしい“はたらく”を描くセミナー モチベーショングラフワークショップの様子(2023年度開催時)

まずはチャレンジする選択を

濵崎さん:セミナーを受けるまで「変わらなきゃ!」と焦った気持ちがありました。でも、各回を通し、自分を深堀りしていくうちに今の仕事や仕事以外の活動にさらに肯定的になってきたんです。大事な芯が見えてきて、その根底が揺るがなくなったと強く感じています。村田史子さんとのコーチングセッション(※)では個別で時間をかけ、さらに向き合ってもらい、今まで目を背向けていたことを見つめ直す機会になりました。その後、私だけではなく高校生から大学生の子たちにもその時間を共有したいと思い、職場に提案し、授業にも一度取り入れたんです。若い時期からでも多世代や多職種の人たちと自分の想いを口にする時間が必要であること。その時間があるからこそ、胸は張って夢を笑顔で語り、実際に行動に移せる人が増えていくこと。それはセミナーを通しての学びの一つです。

(※)2022年度より、セミナー参加者の特典として、合同会社DtheF.toi代表の村田史子氏による無料のコーチングセッションを設けている(セミナー期間中のみ、時間・人数制限あり)。

濵崎さん:チャレンジするかどうかを決める時、とりあえずでも「する」を選択した方が後悔は少ないと思います。チャレンジしなければ何も変わりません。逆にチャレンジすれば小さなことでも何か変わることは保証できます。「私って、このままでいいのかな?」と感じている人にはオススメです。毎回たくさん考えるので頭は疲れます(笑)。でも、深堀した分、具体性が出てきます。そんな機会も日常生活では中々ありません。根気強く伴走してくれる講師の存在や否定されない安心感のある空間は、今まで知らなかった自分へと導いてくれます。「面白そうだから」といったゆるい理由でも大丈夫です。迷っているなら、まずは一歩前へ踏み出してみてはいかがでしょうか。

昨年度コーチングを担当した村田史子氏と2ショット

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インタビュー・撮影・執筆:上 泰寿(ケアの編集者)

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企画運営:合同会社DtheF.toi
メール:josei.kigyo.kagoshima@gmail.com
電話番号:050-5273-5770(担当:村田)

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