言葉の断捨離できるかな#2
高校生の時から今までノートを持ち歩いて来ました。思い浮かんだ言葉、日記、詩のようなもの、何でもかんでも書いてきました。そのノートがたまりすぎたので、処分しようと思い立ちましたが、愛しい言葉たちを捨てることがすんなりできずに、せめて一部でもこのnoteに置いておこうと思い立ちました。
数がありすぎて、ある程度捨てましたが、それでもあと150冊は残っています。どこまで断捨離できるか分かりませんし、三日ぼうずの可能性大ですが、必要な言葉をここにうつしていけるといいなと願いを込めて。
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2004.10
+あるインド詩人に触発されて+
あなたの瞳の矢に射止められて
わたしの心は濡れるのよ
その顔もう一度やって
巻き戻し
私を見つめて
この手はあなたに触れるため
この唇はあなたに口づけするために
この眼差しはあなたに向けるため
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金木犀の香りが秋の空から金色に降り注ぐ
私の身体に
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さっきのあなたの言葉
私の心にぴったり張り付いたまま
はなれない
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+2番目の女のある日の被害者意識(仮)+
私はただ あなたの言いなりになりたくなかった
私はただ あなたを傷つけたかっただけ
私はただ あなたのごめんねが聞きたかっただけ
私がどんなに寂しい思いをしたか
私がどんなに苦しんで
私がどんなに疲れ果てたか
あなたは私への思いを一方的にのべて
私の心はどんどん重くなった
私は黙って聞いていた
いつだって
あなたに呼ばれたら 私はすぐに飛んでいった
いつもあなたは一方的に愛してると言った
あなたが さよならといえば
私も さよならと言った
私はひとりでベッドの中で泣いた
会いたい時
愛してると言いたい時
我慢して
ひとりで泣いた
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コンビニへ
夕方4時過ぎ
秋の雨
プチプチピチピチ
ビニール傘の上で弾けては消える
雨粒たちの歌
はかなくも楽しげな音楽
こんな雨の日は安心する
昼間一歩も外に出なかった自分を
責めなくてもいいから
晴れた秋空を
仰ぎ見たりしない自分を
責めなくていいから
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疲れ果てた
疲れ果てた
耳を塞いで目を閉じて
アンテナ錆びてて
受け取れない
味がしないアイス
感じないセッ クス
私は空っぽ
空っぽの箱
なのに中身を守ろうとする
私は自分で自分を守る
アンテナ錆びてて受け取れません
自分の声さえ受け取れません
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+背広の似合う人+
世界地図
あなたと2人で広げたら
ハワイ
スペイン
イタリア
チベット
あらゆる国で
朝刊広げる
あなたが見えた
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畑中摩美
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