【日記】何のために資格を取るのか
私は今資格の勉強をしています。
仕事につながりそうなこと、面白そうなことだったから試しに勉強を始めたんだけど、思ったより難しくて不安な日々を過ごしています。
資格って基本意識高い行為だと思うんですよね。
私は元々労働とか出世とか社会性とかの概念を毛嫌いしていたタイプなので、資格の勉強をする未来がきているのに結構びっくりしているという話です。
そんなわけでちょっと資格について思うことをつらつら書いていきたいと思います。
大学時代の私
大学時代の私はせっせと資格やら仕事に役立つ専門性やらを勉強している人たちのかたわら、サークルやら将来絶対仕事には活かせないような勉強やらに打ち込んでいました。
当時の私の思想としては「大学生のうちは社会に出ても役に立たないようなことを全力でやる最後のチャンスだ」というのが強すぎて、趣味に勉強にサークルに、マジで好きなことに全身全力でした。
ただ就活時期が来ても生活変わらずだったんで、面接対策とかもしないでひたすら選考には落ちまくりました。
会社調べるとか業界分析とかも軽うくした程度でした。
ただ一社だけ面接ですごく良い雰囲気で話せた会社がありました。
大学時代に好きなことを一生懸命頑張ってたことをすごく評価してくれたのが嬉しくて、私はその会社に無事入社しました。
入社から休職まで
お金をもらうからにはちゃんとやるべきことをやるぞと意気込んでいた新入社員時代、パワハラ上司にメンタルぶち壊されて半年で休職しました。
というか会社の雰囲気で選んだけど、実際配属された現場の人らはなんか空気合わなくて、同期とも感覚がどこかズレていて、基本浮いてしまいました。
あとシンプルに接客経験ないのにガッツリ接客系の仕事だったので、そのへんもあって何もかも全然ダメでした。
会社の方針とか偉い人の話とか聞くとすごく良いなと思えるのに、なんか合わないなぁとなり、それでもせっかく自分で選んだ会社をパワハラ如きで辞めるのは嫌で、配属変更してもらって復職しました。
復職から退社まで
そんなわけで決まった新しい配属先、困難は多々あれど、上司があまりにもまともな人だったおかげでちゃんと働くことができました。
しかしまともな環境を手に入れたがゆえ、接客の仕事は何とも自分に向いていないのが分かります。
その代わり私は数字の予測とか在庫管理とかについてはめっちゃ褒められました。
「本社勤務のが絶対向いてる」
上司にそう言われて本社を目指すことになりました。
しかし私は当時付き合っていた人と遠距離で、本社勤務になればさらに離れて近くなることはないのが確定でした。
じゃあもう引越してついでに結婚しとこうとなり、最終的に私は本社に勤務することなく退職しました。
自分で決めたこととはいえ、中途半端なことをしてしまったことに申し訳なさとやり切れなさはありました。
パート主婦生活の始まり
そんなわけで退職をしたものの、その後の就活はあんまうまくいかず、あと2年後には引越すことが確定してると言われたのでパートで働くことになりました。
とりあえずで選んだのはまた接客でした。
しかも途中から一つ増やして仕事先が二つになりました。
まあなんやかんや正社員でやってたわけてだし、パートの気楽な立場なら楽勝っしょという浅はかな考えでしたが、そんなことなかったです。
向いてないものは向いていませんでした。
何が向いてない要素なのか数え始めたらキリがないのですが、明らかに私のこと舐めてくるバイトがいる、後から入ったパートの人と気づいたら立場逆転してる、そもそも仕事してるときになんか他の人よりうまくいってないなあみたいな感覚が拭えない、などなど。
それでもやっぱり数字を使うことについては褒められることが多かったです。
そういえば私は数学がめちゃくちゃ得意だったなという自覚を思い出して、でも大学の学部は文系だから何の役にも立たないと諦めていたけど、役に立つことができるのかなと思い始めました。
資格について思うようになったこと
好きなように、思うままに全力で生きてたことに後悔はないけれど、二十代後半ともなればまともな職歴も専門性もないことにどこか焦りは感じ始めます。
「いうて主婦だから養われれば」と思われるかもしれませんが、旦那も旦那で好きなこと極めてお金がないタイプであるので余裕が生まれるほどのお金はないんです。それでも旦那には専門はあるけれど。
あとそもそも私がなんだなんだ働くことが好きなタイプではあるというのが問題です。
でも、正社員とパートをやってようやく分かったのは、働くことそのものが好きとは言え向いてない仕事は心身ともに酷く疲労するということ。
人より劣っているどころか人の役に立ってるを感覚を持てないと、やりたくてやったことのはずでも段々無気力になっちゃうんですよね。
それでも好きだから続けられるっていうことであればそれはそれで才能だと思うんですけど。
仕事はある程度やる気があればなんでも続けられると思っていましたが、それはとても甘い考えで、結局向いている仕事をするのが1番だなと思うようになりました。
さて、そんな私が専門性を手に入れる手段として選んだのが「資格を取ること」でした。
本題です。
正直私という人間はとても魅力あふれる素敵な人だと信じているのですが、いろんな会社に勤めてそれぞれ「求められる人材」というのは明確に存在することがなんとなく分かってきました。
でも就活の初対面状態だと結局履歴書とちょっと面接で話すだけだから、それがショボいとまともに私のことをまともに見てもらうことすら叶いません。
だから勉強して資格を取ることが、ある意味手っ取り早く私のことを見てもらう方法だと思うようになりました。
なんていうか、私という人間の能力と目指したいところを簡潔に表してくれるのが資格なんだなと思うようになりました。
もちろん資格さえあれば全部思い通りになるとまでは思っていませんけどね。
それでも無いよりはずっと可能性が広がるんじゃないかと思っています。
そんなわけで絶賛勉強中の私の最近なんとなく思っていることでした。
ちなみに資格とは関係ないけどnoteを始めたのは文章書きたいなーと思ったからです。
単純に文章書くのが好きなので、資格とはまた別の方法で経験と呼べるものを作れたらなーというのがあります。
今日も今日とて問題が解けずに心が折れましたが、明日からまたがんばっていこうと思います。
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