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「農業フェスというもの」新規就農への記録・その12

三が日が過ぎ、noteの固定ページとか、プロフィールとか、
ちよっとした整理もできたので、
今日からまた平常運転ということで。

協力隊時代の話の前に、まだいくつか書き残したことがあったので、
それを書いていきます。

農業フェスというイベント

最初このフェスに気づいたのは、
なんでだったのか思い出せませんが、
多分、ネットの広告か何かだった気がします。
まったく「農業」を仕事にするにはどうしたらいいのか、
皆目見当がつかない私にとって、
何かのきっかけになるといいかな、というのと、
単純に「楽しそう」「面白そう」という気持ちでした。

まず、大きなフェスとして、
マイナビさんの「新・農業人フェア」がありますかね。
「農業EXPO」とか、「農業就職LIVE」とか、回ごとにいろんな呼び方をしています。
主に、東京や大阪で開催されることが多いようですが、
その他の地域でも、それぞれのエリアの団体が主催するものもあるようで、
新規就農とか、就農相談とかで検索すると、いろいろ出てきます。
そうか、
まずは「全国新規就農相談センター」の
農業をはじめる.JP」を見るとよさそうです。
そうですね、新規就農するなら、
順番的にはこちらが先なのかな?

先ほどの「新・農業人フェア」は、
私は2年くらいの間に2~3回行ってみました。
すごくいろんな農業法人や個人農家さんがいて、
「農業=農協」のイメージ(すみません、イメージが昭和で…)だった
私にとって、いろんな可能性がありそうだなあ、と思いました。
全国各地の法人や個人の方がブースを出していて、
そこでいろいろと話を聞く、と。

まだコロナの名残があった時期だったので、
パソコンだけが置いてあって、ZOOMで話したりとか。
パネルとかは、各地の農業の風景がたくさんきれいに出ていて、
見るだけでも楽しく、わくわくしました。

ただし。
私は家族がいるので、
自分で「ここで農業したいな~」とか思っても、自分一人じゃ決められない。
でも、考えようによっては、
若くて独身で、どこに住んでもいいや!と真っ白な状態の人には、
いろんな選択肢の中から、
「ピン!」と来たところで体験してみるのもいいと思う。
家族、実家、ふるさと、介護…。
考えだしたら切りがないけど、
「出会い」とか「縁」は、私はやっぱりあると思っているので。
もしそういう生き方が可能であれば、そして「!」と何かを感じたなら、
そういう生き方を選択してみるのもいいかも。
このフェスは、それを後押ししてくれる場所なんだと思います。

結局私はここから情報を得て、
体験をするとかまでは至らなかったのですが、
最後の参加のころは、新規就農の候補地として「新潟県」、
それも「上越市(妻の実家があります)」のどこか、と
ほぼ的が絞れていたので、
その時会場のブースにいらした、
新潟県農林公社の青年農業者等育成センター就農相談員の方や、
上越市の自治・市民環境部移住促進課の方とお話して、
随分と情報収集できました。

あとは、セミナーの講師として来ていた天明伸浩さんと、個別に相談コーナーでお話しできたことが嬉しかった!
ちょど、新潟県上越市で農業をやられている方で、
私のまだぼんやりしたイメージでしかない話を、
真剣に聞いてくださり、その時の仕事も励ましてもらったり。
きちんと農家として開業したら、ご挨拶に行かなければ、と勝手に思っているところです。

このように、何回か通っている間に、
自分の考えていることや進路も具体的になっていくと思うので、
定期的にのぞいてみて、
その時その時に必要な情報を仕入れる場として使ってみるのも良いと思います。
制度などの最新情報も仕入れることができると思いますし。

あと、個人的にはですね、
故郷の東北地方や北海道のブースをよくいろいろのぞいていました。
なんだか懐かしいのと、震災後の様子を知りたいのと…。
地元が宮城だというと、「なんだよ、おいでよ!」
「きてよ、元気ないんだよ、町がさ」、
「大丈夫、50代なんて、うちじゃ若者だよ(笑)!」
とかまあ、ひとけのないブースが急に盛り上がる(笑)。
訛りも、イントネーションも近いし(笑)懐かしい。
もしかすると、これが目的で行ってたのかも(笑)。

すみません、参考になったかどうかわかりませんが、
上手に活用されてみてはいかがでしょうか。


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