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「イノシシは家に帰れない」新規就農への記録・その47

数日前まで、
新潟の大雪のニュースが全国版で
ガンガン流れていたようですね。
…って、私というか、
我が家はほとんどテレビを見ません。なので、よくわからなかった(笑)。
ま、いーさ。
ネットでニュース、わかるし!
…と、若者のように言ってみる(笑)。
というか、ここ二十年くらい?
テレビつまらんくて、
ほんと見てないですね。
時間もったいない。
本読んだり、note読んだり、
YouTube見たりしてた方が、面白い。
オールドメディア、
ちょっといらんかな。
…と言いながら、
日曜は、NHKのど自慢見てたけど(笑)。
ほら、ばあちゃんたちは喜ぶから(笑)。
ばあちゃんたちは、
安定のNHK。テレビと新聞大事。

まぁ、そんなことはどうでもよくて。

イノシシですよ、イノシシ。
上越市内でいろんなところに出没し、
ぶつかったり、人を噛んだり、
いろいろやらかしている様子。
…というのをテレビで見ました。
これも、全国放送してたらしく。
5匹で移動しているようです。
で、車にぶつかってくる映像とか
ほんとすごい!
持ち主は、バンパー壊れた、
とか言ってたけど。
猪突猛進、というように、
人がぶつかられたら、
大けがするくらいすごい力だそうです。

今年は久々に雪が多く、
山から里に下りてきたイノシシたちが、
山に帰れなくなったからじゃないか、と、テレビの中の人が言ってました。
高さが1m以上は登れないんですって。
積雪が2~4mのところがあると、
もう登れない。
道に迷う。

そういえば昨秋はイノシシが、
近隣を走る電車(2両編成くらい?)にぶつかり、
走って逃げた、と。
クマも電車にぶつかり、
走って逃げたと。
電車はそのたびに故障し、止まる。
キミたち、すごいな。
怪我はしないのかい。

でも、今は雪があるからいいけど、
雪がなければ
畑のものを食べ荒らしてしまう。
ほんと、容赦なく。
山に食べ物が少ないのも
関係しているんだろうけど、
農家から見たら死活問題。
なので、電気柵を張ったり。
いろいろ対策をするわけです。

以前、里山の話を書きました。

「共存する」というのが、本当に難しい。
駆除したり、害獣と言われたり。
感情論で、
この話をしてはいけないとは思うけど、
結局最後は、
意見が二極化する気がします。
「かわいそう」と「なんとかしろ」。
そのまんなかの考え方を
知恵を絞り、摸索できないものか…。
でも、自分の畑が
一夜にして食べられたら…。
そんな悠長なことも言ってられないか。
クマが庭にいて、
出会い頭に襲われたら。
…ん~、なくはないので(笑)。
一昨年引っ越してきた直前に、
すぐ近所の交差点を歩いてたって(笑)。
あと、回覧板で、
「クマが寄ってくるから、
家の柿の木の実は、
早めに収穫してください」とか
回ってくる…。

お互いに、必要以上の刺激を減らし、
里山の機能を活かせるように
きちんと整備していくこと。
まずはそれを並行していけないものか。
大規模緩衝帯(山ぎわ緩衝帯)整備事業とかも、その一つ。
それこそ、
今回のイノシシが出没しているのも、
まさに「山ぎわ」なんですよ。
なので、今年は自分の畑、
草刈りしっかりがんばります。
まずは、できることから。

適度な距離を保って、お互いに生活。
クマとイノシシのみなさん、
よろしくお願いします。

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