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弾丸☆東名阪☆ツアー

みなさん、ごきげんよう。
はたけです。

夏からの目標を一つ達成し、胸を撫で下ろしつつも余韻に浸ったり沸き立ったりしている今日この頃です。

この目標のために、サイバーイグアナ式(詳しくはXで調べてね)で体力維持と回復力の向上など対策をしてきました。
もちろん、その成果はありまして、競馬遠征ですらやったことのないアホなスケジュールを完璧にこなしました。

何かって言えば、生涯の推しである橋本絵莉子こと、えっちゃんのツアー「街よ、見街よ、良い街よ」全通(全て行くことね)です。

もう少し私も若ければ対策しなくても乗り切れたのでしょうけどね。
齢30を越えますと気力よりも体力がまず削がれるのでね、頑張らせていただきましたよ、ホント。

そんなアホスケジュールは下記の通り

10月9日
午前中は仕事をして、午後はダッシュで新幹線に乗り込んで名古屋入り。

ライブが終わったら、真っ直ぐ新幹線でご帰宅。
帰宅時間24時頃
(翌日10日はもちろん仕事)

10月15日
三連休明けだというのに、またもや午前中だけ仕事をして、午後はダッシュで新幹線に乗り込んで大阪入り。
予め予約した宿に荷物を置いてライブ。

ライブが終わったら宿で一泊し、翌日の午前中に新幹線で地元へ戻り午後から仕事。

10月17日
訳の分からん半休を2日連続で取ったにも関わらず、16時で早退しダッシュで東京は渋谷に移動。

ライブが終わったら帰宅して、もちろん翌日は仕事。帰宅時間23時頃。

つまりは、ここのところは仕事かライブか、みたいな動きをしていました。

何故か職場の人には普段滅多に休まない私が、短期間でやたら休むので「体のどこか悪いんじゃないのか…」と心配されていました。

そんな職場の人には申し訳なくなるほどに、してくれた心配が無駄になるくらい、諸手を振ってライブに行ってましたよ、アホなスケジュールで。

社畜なので完全に丸一日休む選択肢が取れませんでしたが、まぁそれも健康的で良いでしょう(どこが

という、そんな与太話はどうでもいいとして、ライブはどうだったの?というと、そりゃあもう素晴らしかったです。

新曲が出る度に「えっちゃんマジ最高、期待以上の曲聴かせてくれる…」と思うのですが、ライブは「この人が神でないなら、何なのか…」と思うのです。
チャットモンチー時代よりもどことなく洗練されたような存在感が眩しい。

今回のツアーももちろんそうだったし、多分ライブ中に何度かマジで神になってた。

セトリを覚えないことで(私の中で)有名な人間なために、セトリは無視しますがライブで抱いた感想を下記に殴り書きます。

ワンオブゼム

一曲目だったけれど(セトリは3公演全て同じ)本当に「一曲目の顔」してる曲ですね!!!!!!!!
安定 and 定番になりそうなくらい始まりを告げる曲だし「耳にも手にも見えないものが溢れる」のは、『この空間だろ!!!!!』と感じてました。
次のツアーからは曲が終わったら銀テープ飛ばして欲しい(?

かえれない

ワンオブゼムからのかえれないは、日記を燃やしての流れ通りだけど気持ちのいい流れだった。
あとサビの「初心にはかえれない」の「ない」の歌い方、本当に好き。
この「ない」を聴かないと満足できない体です。
ライブだと音源よりちょっとアレンジ入るからその「ない」を聴くのも楽しみであった。満足w

踊り場

イントロアレンジがカッコ良すぎて、初日の名古屋で踊り場だと直ぐに気付けなかった。
コーラスの「ウッウッ」を歌えて楽しかった。
(歌詞を調べたらooh oohなのだね、でもレコーディング時の楽譜はウッウッよね)
「ブルーハワイ/青い舌見せて/踊ろう」で照明が青くなるのも良かった(それはそう)
「目指す屋上/空高く」で視線を上に向けていたのも可愛かった。

宝物を探して

2番の「外はゾンビだらけよ」で会場の奥の方を指差してて可愛いし、名古屋では普通に歌ったけど、「38の夜嫌になって」を大阪では「40歳の夜」、東京で「41歳の夜 最高!」に変えてきたの良過ぎた。最高なのは貴女だよ…?
あと燃やして探してツアーでやっていたサビの振り、覚えていたんだね。私もやりました。
名古屋では私、少し振りを間違えたけどね…(号泣)

やさしい指揮者

ギターではなくて鍵盤(キーボード)を弾きながらだったけど、「1、2、3、4」というたったそれだけの歌詞で泣かせにくるのズルくない????罪な女だね、橋本絵莉子は……。
ちなみにこの曲は名古屋での照明が特に神ってたと感じた。
元々はえっちゃんの友人に起きたことに対して作られたとアルバムの取材で話していたけど、ライブでは別の人への曲だったんだろうな。

fall of the leaf

自らの誕生日がある10月や秋がどんだけ好きやねん!!!と思いつつ、最後の「棺桶にお金を入れたって/燃えて灰になるだけだから/大丈夫よ/笑いながら/悲しいこと/思い出しても」は、感動的な部分なのに超個人的な記憶が掘り起こされて、私だけニヤニヤしていたかもしれません。全くニヤニヤする曲じゃないのにね…。
私がついニヤニヤしてしまうエピソードは長くなるから書かないけど、うちの祖母は240円携えて三途の川を渡ったんだよねぇ、とだけ書いておきます(知らんがな)。
実際には、やさしい指揮者と同様の意味を最後のこの歌詞に込めて歌われたのだろうね。

このよかぶれ

3公演全てでちょっと泣いた。
演奏メンバーの表情も雰囲気も全て、「たった一人に捧げている」演奏そのものだった。
他の曲でも同様の"意味を持った曲"はあるが、その中でも一際この曲はそうだったと思う。
というか、実際そうだったんだろう。元からそういう曲だしね。
思い出しても泣けてくるね。
「語りかけてくるのは/いつだって過去のあなた」
「語りかけていきます/いつだって今あなたに」
これを泣かずに生で聴ける精神は、この先も持ち合わせることができないだろう。

どなる、でんわ、どしゃぶり

…これ、令和で聴けるんだなぁ…
名古屋で予想外過ぎて、隣に知り合いがいたら肩を連打して狂っていたと思うが、一人だったので挙動不審になるだけで済みました。
これ、もう次に聴ける機会ってあるのかな…?対バンでやるかな?
あと、サポートのメンバーが「チャットモンチー曲を演奏している」ことに感激してしまった。
高橋久美子が考えたドラムフレーズを、福岡晃子が考えたベースフレーズを、愛子さんとシゲさんが演奏していることが不思議な感じがしたけど、"えっちゃんにとって演奏を任せられる相手"なのだと思うと胸に来ますね。信頼してるんだな、と。
しかし『チャットモンチーではない橋本絵莉子による、チャットモンチー』というバグじゃないのにバグみたいな現実。
これが"今の橋本絵莉子"なんだろうなと思いましたね(何を言っているんだ

ロゼメタリック時代

歌詞に合わせて照明がピンクになるの好き。
いつもこの曲に出て来る男性は、今どこで何しているんだろう…?と思う(笑)
「世界一良い曲なのにね」「世界一嫌な曲ね」、えっちゃんが両極端な評価をする男、シンプルに気になる。
あと毎度アウトロの演奏がカッコ良過ぎる。
ドラムの愛子さんの方を向いて観客に背を向けてギターを演奏する姿、この曲だけでやったわけじゃないけど好きなんだよなぁ。
チャットモンチーの時によく3人で向き合って演奏していた姿を思い出しちゃうよね。
今のメンバーもあの2人くらい信頼できて、楽しんで演奏できる相手なんだろうと感じる。
そういう人が今もいて良かったよ…(お前は誰なんだ

人一人

(↑橋みたい)
大阪ではサビを歌っている時に正面だけでなく、左右に体を斜めに向けて会場全体に対して歌っていて良かった。
「昔よく聴いた/あの曲流れている」のあの曲は開演前のBGMにもあるのかしら?なんて思ったりする。
この曲に限った話ではないけれど、えっちゃんがギター弾きながら体を揺らす姿は大好物だよ……。私の"癖"に刺さり過ぎる。

ホテル太平洋

他の曲でもゆらゆらリズム取ってたけど、ホテル太平洋が一番ゆらゆらしていたことでしょう、私が。とにかく楽しかった!
リキッドルームでのライブでタイトル聞いて笑ってしまって、正直すまんかった!!!
そういえば、えっちゃんは阿波弁を歌詞に織り込むの上手よね、もちろんこれは「建前とちゃう」(言いたいだけだろ

ちなみに私が大阪で宿泊したのは、カプセルホテル大東洋(要らない情報)。

新曲(オンリーミー)

早く歌詞を全編読ませてくれ!!!!
曲はどことなくチャットモンチーっぽい雰囲気もあるサウンドで、懐かしさも感じたし、とにかく私好みな雰囲気だった(えっちゃん曲はなんでも好きって言うけど)。
早く音源を聴きたい。
もうしばらく作らん!と思ったのに生まれてしまう新曲……作曲はえっちゃんが背負った業ですね。そして生まれた曲は遠慮なく披露して欲しい。
もれなく耳と目で過剰摂取(接種)してやんよ。

今日がインフィニティ

この曲はねぇ、本当にねぇ…好きだよ…いつ聴いてもエモい。
「人にも無限があるのなら/多分こんな夜よ」「いつも思い出すよ/何気なく/多分こんな夜を」ってのは!!!今日だ!!ファイナルだろ!!!うあああああ!!!!!ってなるね、なったね。
今日がインフィニティが来るとセトリを知らなくとも「もうすぐライブ終わるんだ…」と感じて寂しくなる。
日記を燃やしてでは最後から2番目の曲だっただけあって、最後の曲ではなくとも"終わり"を予感させる曲だなぁと。ライブにおいて、ワンオブゼムとは違う役割がある曲だと感じる。

私はパイロット

音源だけだとイントロの歪んだような音は何だろう?と思っていたらキーボードだったんですね。
観客に背を向けてキーボードでイントロを奏でるえっちゃんの姿は、神々しくて神聖で荘厳な雰囲気さえもあったし、誇張なくパイプオルガンでも奏でているのかと思った。
また違った見方をすれば、宇宙や宇宙人と交信していようにも見えたし、何ならUFOくらい呼べそうな気がした。
本編のラストだったので、色んなことを感じたりしたね。
ファイナルだけ「歌って!」と観客にも2番のサビを歌わせるくらい、えっちゃんも楽しかったんだろうな。
私も歌ったよ!!!(尚、音痴

MCは名古屋、大阪、東京と全て全く異なる内容で、相変わらず緩くてフワフワしていて、裏切らない。
そのクセ、曲に入る時は急にスイッチ切り替わるから、そのギャップが堪りませんな…。
「ほな、やろか」だけで入るものね…。声のトーンさえもMCとちょっと違うもんね。

MCの内容は、Xで色んな人がレポってるからそちらを見よう!!
ファイナルでツネさんの話が出たりして感動的だった。みんなツアーを目指して頑張って生きてきたよ!
名古屋と大阪は面白かったよ。

メンバー紹介では、えっちゃんが両手でハートを作りながら紹介をし始める突然の無邪気さに撃ち抜かれそうだったね。
ビックリしちゃうじゃん、そんなの…!!!
だから私もハートで応酬してやりました(知らんがな

ファイナルではえっちゃんが「最後だから」と、メンバー紹介の最後に「恒岡章!」とツネさんの名前を出すもんだから嬉しいやら、寂しいやらで感情が大変でした。
上の方を見ながら言うからさ、ツネさんに呼び掛けてるようだったね。
このあとに「やさしい指揮者」を演奏するのはダメだって……。

アンコールは弾き語り。
前回のツアーも弾き語りしていたねぇ。
今回は6曲も選択肢があって驚いたよ。そこから2曲だけやるから選んで欲しいという難題には笑ってしまう。
ファイナルでは「全部やって」(だったと思う)と言われていたけれど、頑なに2曲選ばそうとする姿勢が真面目で優しい。
「名古屋と大阪のお客さんがズルい!ってなるやん?」って、やさしい…

選択肢が長めの新曲、短めの新曲、街よ街よでやってない曲、カバー、セルフカバー、チャットモンチーの曲だった。

もうこんなん、チャットモンチーって皆言うやろ!と思ったら案の定3公演全てで1曲はチャットモンチーになったものね。
というか、そりゃ私もチャットモンチーって言うよ!!
そしてその曲は

春夏秋

いい具合に予想外の曲を持って来る人、それが橋本絵莉子。期待は裏切らない…。
「あなたを忘れる/時間がない」は、ツネさんのことなのかな。
しかし令和に弾き語りで春夏秋を聴けるなんて、2018年7月4日の私に言っても秒で否定すると思う。
(そういえば今年は日本に冬は来るのだろうか…?暑いけど…)


もう1曲は名古屋とファイナルでは、セルフカバーで…

あさのうた

映画 違国日記の劇中歌だったが、この歌を目当てに映画を観に行きましたよ。
主人公あさが軽音楽部のミニライブで披露する、初オリジナル曲として歌う曲でした。
とにかくセルフカバーアルバムを有無を言わず作って、この曲を収録してリリースしてくれないか……。
えっちゃんも好きな曲だと言っていたし、自分で歌おうよ……ねっ…!?
可愛くって瑞々しいこの曲を、弾き語りで聴けるのは嬉しさしかなかった。

大阪では長めの新曲…

私もリクエストした!希望が通ってマンモスウレピー!!(ノリピー!
そして切実に音源化をお願いします…。
次のアルバムには入れてくれ!歌詞はほとんど聞き取れない耳コピ苦手の民なので、リリースして歌詞を読ませて欲しいのだよ〜!!
でも雰囲気としては、読書好きなえっちゃんらしい曲って感じですね。
バンドアレンジ、待ってるよ……。

弾き語りの後はメンバーをステージに呼び、バンドで一曲。

Oh,Cinderella

この曲は可愛いし、楽しいし、ライブが軽やかに綺麗に締まるのが良いね。(ファイナルでは最後の曲ではないけど)
ホテル太平洋と並ぶ踊りたい曲ですよ、ステップとか刻みたくなる。
歌うえっちゃんも楽しそうで、とても可愛かった。

そしてそして、ダブルアンコールがファイナルでのみ発生……!!!
残ってアルコール待ちの拍手はしていたけど、ステージの照明が灯った瞬間に思わず「やるんかーい!」と言いそうになったw
名古屋や大阪でも粘って拍手し続ければ良かった…!

えっちゃんのアンプの上にずっと置かれていたタンバリン片手に

脱走

名古屋や大阪でもタンバリンがあったはず…、少なくとも大阪はあったし、つくづくダブルアンコール待ちすれば良かったなぁと。
とは言えファイナルではやってくれて良かった。

「この時間の渋谷は、この辺りは特に危ないから、早く帰らないと!」と言い、曲に合わせて脱走するように帰ってもええよ!と観客を思い遣るミュージシャンそうそういないでしょ…。

えっちゃんはタンバリンを楽しそうに叩いてくれるし、相変わらずこの曲は楽しくてコミカルで良いね。
こういう曲があって良かった。
一家に一曲「脱走」だよ(何を言っているんだ

私も曲中は曲に合わせて拍手して、ずっと楽しかった。

そういえば曽根さんがえっちゃんのアコギ弾いてたな。
原曲で使われていたタヒチアンウクレレは来場してなかった模様。


そうそう、弾き語りの時に譜面台にセットされたのはルーズリーフに手書きされた楽譜?でした。大阪で確認しました。

名古屋 ボトムライン
大阪 umedaTRAD
東京 渋谷O-EAST

大阪だけ開演前の写真。
何故なら2列目を陣取れたから。
2列目は近過ぎた。
しかも大阪は会場が他2ヶ所と比べて小さいから余計に演者と近くて、私の視力が3.5くらいあれば、多分えっちゃんの瞳孔すらも見えたと思う。
でも実際には1.5程度の視力なので、演奏中に髪の毛が1本とか数本が口に入ってしまう光景を見ることができて「あの髪の毛、ちょっと欲しい」と感じたり感じなかったりしました(キショい


私は「橋本絵莉子の前腕になりたい」人ですが、今後も変わらず前腕になりたいとツアー通して再確認しました。
自分で言っておいて意味が分からないけど、前腕、カッコいいでしょ。
えっちゃんの前腕はカッコいいからね、そう思うのも仕方ないよね(?

真面目なことを言えば、ギターを弾いたり歌を歌っている時の仕草や癖がチャットモンチーの時から変わっていなくて、橋本絵莉子はずっと橋本絵莉子で、私の知っている橋本絵莉子のままなのだと堪らなく嬉しくなりました。
あの動作が、リズムの取り方が、表情が…などと列挙して語りたいけど長くなり過ぎるので辞めておきます。

Forever Eriko Hashimoto!!!


また新曲で新しい景色や感情を教えてください。
気長に待っています。

by.キショめのファン


おわる

追記:ライブ本編の内容で「離陸」が抜けました。でも、もうそのままにしておきます。インストゥルメンタル。カッコよかった。それに尽きる曲です。

"CHATMONCHY"堪んねぇな


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