【改良版】売上や支出を入れたら勝手に仕訳してくれるシート作りました。確定申告にも使えるよ!
【更新情報】
2024/10/25 仕訳帳の摘要がずれるエラーが発見されたため、修正しました。すでにご購入、使用いただいた方は、お手数ですが再度コピーいただき、売上管理・経費管理・および貸借対照表の期首残高をご記入いただけますと幸いです。
フリーランスのみなさん、確定申告って何回やってもめんどくさいですよね。
そう思って以前、仕訳を入力したら確定申告で入力する項目ごとに集計してくれるスプレッドシートを作りました。ただ、そのシートは、自分で仕訳を入力する前提だったんです。
最近お友だちのあめちゃんと話したときに、「多くの人にとって仕訳は難しい」と思ったので、シートを改良しようと思いました。
源泉徴収のありなし、経費の支払い方法などなど取引の形式によって仕訳ってパターン化できるので、スプレッドシートで解決できるな、と。
しかも取引件数がそんなに多くないフリーランスの場合、仕訳パターンってそんなに多くないんです。
自分の売上と経費も今年度分入れてみて、ある程度動作確認ができたので公開します。
今回のシートは、売上と経費だけ入力したら勝手に仕訳してくれるので、簿記の知識がなくてもラクに仕分けができます。よかったら使ってみてください!
タイムセール中の安いうちにぜひ(/・ω・)/
スプレッドシートへのリンク以外は無料でご覧いただけます。
■このシートを使うメリット
タイムセール中、格安で公開します。随時改良して更新する予定です。自分で使ってるだけだとわからないので、「使いやすかった!」「エラーが出た!」「使いづらい!」などフィードバックを教えていただけるとうれしいです。
基本的に入力が必要なのは、売上管理、経費管理だけ!!簿記の知識不要で仕訳帳、勘定科目ごとの取引(総勘定元帳)や貸借対照表、損益計算書が自動で更新されます。
e-taxで確定申告をするときに転記しやすいように数字がまとめられています。※詳細は使い方をご覧ください。
■免責事項
税理士の監修は受けていません。
自分の簿記2級の知識だけで作りました。私はとくにトラブルになったことはありませんが、ご自身の責任でご使用ください。関数が入っているセルは上書きしないでください!
正しく動作しなくなります。非表示のシートもありますが、触らないでください。仕入がない人向け
バックオフィス、講師、デザイン、エンジニアなど、仕入が発生しない人に使いやすいと思います。
■ 全体像
ダミーの数字を入れてみました。
売上管理シート【入力】
売上が確定したら入力してください。また、入金を確認したら入金日を入力します。きちんと使えば、入金漏れを見つけたり、キャッシュフローも把握できます。
経費管理シート【入力】
経費が発生した日、支払いが完了した日に入力してください。
仕訳【入力不要】
売上管理、経費管理の内容を仕訳にしてくれます。
総勘定元帳【入力不要】
仕訳帳の内容から、総勘定元帳を作成します。
貸借対照表【期首残高のみ入力】
貸借対照表には、期首残高を入力してください。期末残高が表示されます。
損益計算書【入力不要】
科目ごとに集計します。月別売上も見れます。
■使い方
初期設定
シートをコピーしてください。
2. 「最初に」のタブに、期首月を yyyy/mm の形式で入力してください。
(例:2024/01)
3. 「勘定科目マスタ」のタブで、使用する科目にチェックを入れてください。
デフォルトで私がよく使う科目にチェックが入っています。
適宜外したり追加してお使いください。
4. その他マスタに、顧客情報、自分の報酬が入金される口座、支払方法(カードの名前など)を記入ください。
売上管理シートの入力
5. 【売上管理】売上が発生したタイミング(納品日や請求書を送った日など)に売上管理タブに入力してください。
グレーの列は計算式が入っています。源泉徴収がない場合や端数が合わない場合は、上書きしてください。
6. 【売上管理】入金が確認されたら、売上管理タブの入金日に日付をご記入ください。
経費管理シートの入力
7. 【経費管理】経費が発生したタイミング(購入があった日など)に経費管理タブに入力してください。
グレーの列は計算式が入っています。端数が合わない場合は、上書きしてください。
8. 【経費管理】クレカ支払いのもので、クレカ料金が支払われたタイミングに支払日の日付を入れてください。
貸借対照表の入力
5. 貸借対照表の期首残高に、前期の期末残高を転記してください。
確定申告のときには
6. 仕訳内容が、損益計算書、貸借対照表、総勘定元帳に反映されます。
貸借対照表は、資産、負債、純資産をまとめたものです。
e-taxで売上や経費を入力する欄に、転記しやすいように集計しています。
損益計算書は、当期の収益や経費をまとめています。
青色申告特別控除前の所得金額が、貸借対照表と損益計算書で同じ金額なら「OK!」が出ます。同じ金額にならなかったら、勘定科目マスタで勘定科目が正しく選択されているか?などをご確認ください。
売上や経費を、e-taxに転記しやすいように集計しています。
■おねがい
でも、もし「こうするともっと使いやすい!」など改善点があったらコメントやメンバー限定の掲示板で教えていただけるとうれしいです!
■ より詳しい仕訳の解説
源泉徴収が引かれた売上
例)1/31に株式会社Xからの売上55,000円(税込)が確定。
源泉徴収は50,000円(税別売上)の10.21%で5,105円。
2/28に入金があった。
源泉徴収がない場合の売上
例)3/31に株式会社Xからの売上176,000円(税込)が確定。源泉徴収はされていない。
4/30に入金があった。
PayPalやStripeなど支払手数料を払って受け取る売上
例)日本語レッスンを1レッスン3,000円(税込)で提供している。2/2に生徒さんからPayPalで3,000円支払った。PayPal口座に入金があったことを確認し、レッスンをした。源泉徴収はしていない。3/1にPayPalから自分の銀行口座へ、手数料148円を引いた2,852円を出金した。
クレカ支払いの経費
例)1/12にクライアントとのランチで5,500円(税込)をクレカで支払った。クレカ料金は2/26に引き落とされた。
現金支払いの経費
例)2/15にクライアントとの打ち合わせ用にコーヒー3つ、合計2,640円(税込)を支払った(高いコーヒーw)。
ちなみに、PayPay支払いはいろんなパターンがあってややこしいので、今は現金扱いにしています。
チャージするとかポイント払いの仕訳は対応していません。
ここからシートをコピーしてください。
お役に立てればうれしいです。どうぞ( 。・ω・)っ
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