中小の支払い処理自動化
ちょっと古い記事ですが、先週金曜日の日経に「中小の支払い処理自動化」の記事が載っていました。
三菱UFJ・みずほとNTTデータが中小企業の支払い処理の自動化を整える…っていう内容です。
想像はしてたのですが、請求に対する支払い処理って、多くは紙ベースの請求書を入力して支払い処理を行なっているのですね。確かに僕の職場もまだその作業がありますね。
これを電子請求サービスで自動入力(データ化)して、確認後に振り込みを実施することで支払い業務を簡潔にしようという事業です。
中小企業は、支払いに合わせて銀行の口座を使い分けることが多いので、三菱UFJ銀行・みずほ銀行は自行に加え、地方銀行など国内280の金融機関の利用を可能にするとのことです。
また、現時点では電子請求については「インフォマート」のサービスを利用するものだけど、今後はそれ以外のサービスの利用も可能にし、利用性を高めようと計画されています。
さらに、トヨタファイナンスと協業して自動車業界のサプライチェーンに連なる中小企業の一括導入を目指すなど具体的な業界への働きもされているとのこと。
新たな事業を進めるには、シンプルな機能について、多角的な利用可能性を担保するとともに、具体的な一定規模の利用をあらかじめ確保しておくことが成功の鍵だと思っています。
この取り組みは、まさに素晴らしいモデルのように思えてなりません。
一昨日の記事だったか、EV供給網の老朽化と撤退について記事になっていましたが、それを正反対ではないかと思います。
うまく機能することを勝手に願ってしまいます。