少し社会人らしくなれるかな。
令和元年一次の「経済学・経済政策」の過去問チャレンジ、解答も解説復習も終えました。ちなみに、今回は56点でした。
中小企業診断士の勉強を始めて良かったって思うことが色々とあるのですが、その一つが「経済学」という学問をちょっと学ぶことができるようになったことです。
仕事柄、経済学の先生と関わることが多いんです。また、経済学部を卒業した人って、世の中にたくさんいるし、友人にもいます。
あ、長男は経済学部を卒業してた!
でも、経済学のことについて話すことはなく、ずっと経済学ってどんなんだろう…って思っていたんです。
「行動経済学」の本を読んだこととかはあるんで、「こういうのも経済学なんだ」って思ったんですが、オーソドックスな「ミクロ経済学」とか「マクロ経済学」とかは謎の世界でした。
中小企業診断士試験での経済学は、まさにこの「ミクロ経済学」とか「マクロ経済学」が中心です。
最初、いきなりTACのスピード問題集を解いた時は、意味不明のことがたくさんあり、途方に暮れました。
今もまだ、本質的に理解できていない基本的なことが山のようにあります。
でも、解説を読みながら、問題を追いかけたり、実際にグラフを自分で書いて、そこに色々と書き込んだりしていくと、その問題については「そうなのか!」ってスッキリするんです。
基本的に理論上の世界で、「あぁなれば、こうなるので、結果、ここがこうなる」と繋がっていくんですね。
特に数学ならではの論理展開は、ただただ凄い…と感心します。
数学、高校の時に赤点続きで完全に捨てていたんです。で、この歳になって、「諦めずに、やっておけば良かった」と悔やんでいます。
なんとか、今の勉強で経済学の諸理論を理解できるくらいには、数学的な考え方を身につけたいです。
今回の過去問チャレンジで、解説を読んでいると、
「本問は45度線分析に関する問題です。基本的な問題ですので難易度は高くありません。」
「本問は、等費用線に関する問題です。基本的な知識が問われており、難易度は高くありません。」
など、問題のレベルについても解説されています。
「難易度は高くない」って言われるものについて、本質的なところで理解できていないことを自覚しているので、ショックを受けます。
本質的に理解が及ぼない「経済学の基礎」と言われるものの、なんと多いことヨ…。
「経済学」が何たるか…を知らないっていうのは、コンプレックスです。
社会人としての基本的な教養が足りていないような気になるんです。
なので、今こそ丁寧に勉強していこうと思います。