「ときめき」に素直でいることが、私を強くしてくれる【後半】|女子大生100人インタビュー#8
ワクワク、ときめきに貪欲でありたい。今それが自分にワクワクしているのか、ときめいているのか、私はそれをエネルギーにしているのでそこがなくなったら自分らしさが無くなるのかなと思います。
HATACHI Communityが運営する女子大生100人インタビュー、今週は前回に引き続き、8人目のインタビュー後半をお届けしていきます!大学1年生の時にウズベキスタンで出会った雑貨に心を奪われた魚住さん。そこからプロジェクトを立ち上げることになってから、実際にどのような想いで活動してきたのでしょうか?
前回をまだ読んでいない方はこちらから是非ご覧ください👇
|私は雑貨が好きだから
この体験を通して雑貨を売るというプロジェクトを通して、本当に色々な学びがありました。1つは、実際に聞きに行くことの大事さです。ときめくかどうかは、自分の直感で雑貨を選んでいますが、それは自分の心がどういう状態かということだと思います。私はその場に行って見て感じて物を選びたい思いが強いので、絶対にその場に行ってそこにいる女性たちが雑貨に込めている思いを聞いたり、現地に行けば彼女たちともコミュニケーションが取れて、質問もすることができます。大事なのは、自分の目で見て感じて、確かめることです。
もう1つは、日本に持ち帰って学生ができる枠組みの中で、どのように雑貨を作った人たちの思いを汲み取って日本の人に伝えるのかという点です。私たちの活動は、1つの国に限らずに様々な国の雑貨を取り扱っていることもあり、「私たちがどこまでその国のことを知っているの?」という問いや、本当に現地の人たちの思いが買う人に伝わっているのかが課題としてありました。
でも何故私たちは様々な国のものを紹介しているのかとなった時に、「私は雑貨が好きだから。」やはりこの思いが強いと感じています。
その上で、もっと外に、世界に目を向けて欲しいと思っているからです。きっと人によってはこの理由だけでは、物足りないかもしれませんが、私はこれからも自分の言葉でどう伝えるのか、これを突き詰めていきたいと思っています。今の時代と逆行しているとは思いますが、出来るだけ雑貨を作っている側にもちゃんと会いに行く。
その人たちと会って思いを自分の言葉で伝えていく、その上で私が提供できるのは物には言語化できない触れた時の感じ方があって、それに触れること聞くこと見ること。雑貨と人が直接触れ合える機会を増やすことだと今は考えています。
|私にとってのときめき
結局私にとってときめき、ワクワクさせるものはどういうことだろうと考えて、タグをつけるとすれば、こんなものがあると思います。
・自分にとって未知の世界でそれが自分の目に見えること/もの
・丁寧なもの
・あたたかみのあるもの
・誰かが作ったものと分かるもの
・異世界感、特別感
お部屋に飾ってある海外雑貨
実際に丁寧に周りの環境を整えていくのが好きだったり、子どもたちが1つ1つ手編みで作っていて、均等ではないけれどあたたかみがあるものが好きです。そして、私にとっては丁寧な暮らしの中に雑貨があります。
|ワクワクとときめきがこれからも私の原動力になる
何を使って自分の人生を歩むのかはいろんな選択肢があるし、幸い私は興味がとっ散らかっているので、きっと色んなことに興味を持って取り組むのは苦手な方ではないと思います。また、どういう女性になりたいかと聞かれたら、常にワクワクしていたいと思います。
ワクワク、ときめきに貪欲でありたい。今それが自分にワクワクしているのか、ときめいているのか、私はそれをエネルギーにしているのでそこがなくなったら自分らしさが無くなるのかなと思います。
これからコロナの影響で否が応でも社会のシステムは変わっていくと思いますが、あまり先入観や「これが普通だ」というのを持たないように生きていきたいです。それは、海外に行けば行くほど、自分の暮らしている世界がマジョリティだと絶対に思ってはいけないとすごく感じているからです。そうなった瞬間に視野が狭まるというか、人生の選択肢も狭まる気がします。
私は日本の従来のキャリアのあり方に違和感を感じる一方で、それがどうしてもスタンダートになっているので、どうしてもそこから抜け出せないところがあると感じています。今は自分の中で、いろんな選択肢を考えてもがいているのですが、結局今までの自分を振り返っても、違和感を感じたものにはそのまま溶け込むことはできない人だから、きっと違う方向にはいくんだろうなと感じています。
なので、どんな選択をしたとしても、自分に寛容でありたいなと。
それと同時に、美しくいたいなと思っています。これは客観的な指標というよりは、「自分を好きでいられるような状態でいる」ということです。
心の面では、「美しく」が自分を磨くことを怠らないという意味だと思うのですが、ときめきでエネルギーを補給することとか。また、人は外の印象も大事だと思っていて、そういうところでも相手に安心感を与えられる人であったり、今の自分に対して「これでいいや」とあまり思わないようにしたいと思います。
|この記事を運営するHATACHI Community について
「私たちの言葉をもって話そう。私たちのこと。」
20歳を生きる全ての女の子へ、
人には様々な物語があり、その中にはたくさんの選択や決断があります。
特に20歳前後の私たちにとっては選択肢がたくさんあり、それを広げる事業もたくさんあることが当たり前のようになってきています。
一方で、選択肢がたくさんあったとしても
その先には絶対に自分が選ばなくてはいけない時がきます。
その時に必要になるのが、「様々な選択肢の中から自分の納得する選択を選ぶ力」だと考えています。選ぶ力を身につけるためには自分自身と向き合う時間が必要です。自分が納得する選択肢は何か、もしかしたら今の選択肢の中にはないのかもしれない。
私は何がしたいのか、どうありたいのか、それに対して不安なことや悩んでいること、たくさんあるのではないでしょうか。その時にこのインタビュー記事がその一助になるのではないかと考えています。
このインタビューでは”女の子”と一括りにせず
1人ひとりがありたい姿を素直に言葉にできるように、
私たちの言葉をもって伝える場を提供していきます。
Hatachi Communityは女子大生の多様性やグラデーションを発信していく
みなさんのためのプラットフォームです。
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そしてこの記事が一つの”贈り物”として、
女の子の今日の一歩を後押しできますように。
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インタビュー/編集
HATACHI Community代表 かなつな ななみ
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