日経平均は3日で1084円の急落。25日線割り込むと警戒が必要か。

9月21日(木）youtube動画UPしました。「21日の日経平均は米金融引き締めの長期化懸念などで452円安と3日続落。3日間で1084円の急落。自動車株目先高値打った？他、FOMCの内容解説します。」

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SBI証券、新NISAでも手数料ゼロ　米国株など - 日本経済新聞 (nikkei.com)

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≪相場概況≫

21日の日経平均株価は3日続落し452円安の32571円。
米金融引き締めの長期化観測を背景に前日の米株式市場で主要株価指数が下落し、東京市場でも売りが終日優勢だった。
中国の景気懸念を背景に香港ハンセン指数などアジア各国・地域の株価指数が総じて軟調に推移したことも重荷となり、午後に日経平均の下げ幅は470円を超える場面があった。東証プライムの売買代金は3.7兆円。

FRBは20日まで開いたFOMCで、2会合ぶりに政策金利の据え置きを決めたが、年内の追加利上げや2024年以降の利下げペースの鈍化が強く意識される内容だった。市場では想定以上に「タカ派」だったとの受け止めが多く、海外投機筋などが日経平均先物に断続的な売りを出した。

米長期金利が約16年ぶりの水準に上昇し、20日の米株式市場ではハイテク株比率が高いナスダックの下落が目立った。この流れを受け、東京市場でもアドテストなど値がさの半導体関連株が軟調に推移し日経平均を押し下げた。

21日の東京外国為替市場で円相場が一時1ドル=148円台半ばまで下落した。
円安・ドル高の進行を受けて輸出関連株の一角に買いが入り、日経平均は下げ渋る場面もあった。ただ、財務省による円買い介入への警戒感も根強く、円安を好感した株買いは続かなかった。

市場では「明日２２日の植田日銀総裁の会見を控え、模様眺めムードが広がるなか、９月配当取りの買いが入り、下値を支える格好となった」や、「25日線32511円をやや上回って引けているので、テクニカル的には米金利上昇を受けた日経平均の下落は一巡した可能性が高い」などの声が聞かれた。

9984ソフトバンクや9983ファストリ、8035東エレク、6976太陽誘電やソニーG、6762TDK、6954ファナックや6506安川電、4911資生堂、1605INPEXなどの鉱業株や、4502武田薬、4523エーザイなどの医薬品株、4661OLC、6098リクルート、7832バンナム、7974任天堂など売られた。

一方、5108ブリヂストンや2802味の素や、8306三菱UFJや8316三井住友FGなど銀行株や、9107川崎汽や9104商船三井、9501東電HDも買われた。また、3073ＤＤグループ、5838楽天銀行、8613丸三証券、3153八洲電機、3186ネクステージなどが上昇した。

マザーズ指数が大幅安となり4日続落。FOMCで、政策金利の来年の見通しが大きく引き上げられたことを受け、世界的な株安の流れにのみ込まれた。4478フリー、4485JTOWERが大きく売られ、6561HANATOURや4448Chatworkの下落も目立った。

新規上場の9330揚羽は小幅高発進後にストップ高。
また　9246プロジェクトや、5704JMCはストップ高。
3042セキュアヴェイル、5246Element、4425Kudan、4418JDSC、7776セルシード、6537Washハウス、4431スマレジ、4258網屋などは上昇。
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