目指せ!新規就農13|畑に人を呼ぼう!
現在49歳。
今から準備をして、50歳を過ぎても農業を始められるのか?
その下準備を書き残しておくためのこのnote。
私がなぜ農業をしたいのか?
その理由の一つに、お客さんとつながりたいということがあります。
大切に育てた作物やそれを使った商品を、手に取ってくれたお客さんの笑顔を見たい。
食べてくれたお客さんの「美味しい!」って声を聞きたい。
「どうやって育てたの?どうやって作ったの?」とお客さんが作物や商品に興味を持ってくれたのを感じたい。
だから、お客さんとつながることができる農業の形態をとりたいと考えています。
今回の記事は、いつもお世話になっている北海道厚真町のハスカップファーム山口農園に再び訪れ、ハスカップ狩りのお手伝いをさせていただいた時のことを書いておきます。
20.ハスカップ狩りに行こう!
7月9日(日)快晴!
毎年山口農園のハスカップ狩りを楽しみにしているコアなお客さんたちが、朝早くから駆けつけてこられました。
今年のハスカップの出来具合やハスカップの機能性について、最新の研究をもとに、お客さんたちに語る山口さん(下の写真、赤丸)
愛情をこめて育てたハスカップを自慢しちゃいたくなるのがわかります(^^
先週に続き、今年2回目のハスカップ狩りでしたが、まだまだ、実はたくさんついています。
1時間ほど経つと、ケースいっぱい摘んだハスカップを持って、戻ってくるお客さんは、みんな笑顔。
「今年のは、大きいし、たくさんだね〜」
「甘くて、おいしかったわ〜」
「もっと持って帰りたいから、ケースをちょーだい」
ほんとに嬉しそう。幸せそう。
そうそう、こういう笑顔が見たいんだよねぇ。
ちなみに、摘んだハスカップは、計量して100gで1500〜1600円でお持ち帰りできます。
先週、苦労してハスカップの収穫作業をした私に言わせれば、この値段はかなり安い。お買い得品です。
こんなに笑顔になれて、幸せな気分にひたれて、お得なお値段で持ってかれるなんて、ハスカップ狩りはなんて素敵なんでしょう。
私もいつかハスカップ農園をもったとしたら、このハスカップ狩りもぜひやってみたいことの一つになりました。
21.畑でレストランin山口農園
この日は、特別な日でした。
COOPさっぽろが主催するイベント「畑でレストラン」が山口農園さんで開催される日だったのです。
まずは、お客さんたちに、ハスカップ狩りを体験してもらいます。
畑の真ん中でハスカップ愛を叫ぶ山口さん(下写真の赤丸)。
たくさんのハスカップトリビアを披露します。
お客さんたちは、ハスカップを摘むのと山口さんの話を聞くのに大忙し。
でも、やっぱり、み〜んな笑顔です(^^
このあと、札幌のイタリアンレストランGravitaの平木シェフのお料理を畑でいただくというイベントです。
ハスカップを使ったお料理はもちろん、厚真産の食材をふんだんにつかったお料理がテーブルに並んでいたそうです。
(私は、もちろん食べていません…残念)
私が農業をしたい、一つの理由。
農業を通して、お客さんの笑顔とつながりたいということ。
今回のハスカップ狩りや「畑でレストラン」は、まさにダイレクトにお客さんと繋がれる良い機会となっていました。
売り手良し、買い手良し、世間良しの「三方よし」というのが私のやりたい農業です。
今回は、私のやりたい農業の具体的な姿を見ることができた、とっても貴重な体験となりました。
了
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
「目指せ!新規就農」シリーズは、おかげさまで順調に回を重ね、今回で13記事目となりました。
これまでに、
1.農家の方に会いに行こう
2.公的な就農支援にはどんなもなあるか?
3.まとめ|ハードルを知り、そして向き合う
4.農業はすきなことなのか?
5.ハスカップ農園での作業体験
6.ハスカップって何?
7.アクセルとブレーキを同時に踏み始める
8.技術でてっぺんを目指す
9.「好きなことならやるべきだ!」
10.まるでルンバ!草刈りロボ
11.第三者継承という新規就農への道
12.ハスカップ農家さんから経営を受け継ぐ
13.厚真町の就農支援は手厚い!
14.農業研修施設を見てきた
15.色づき始めたハスカップ
16.農家一家に一台!?ラジコン動噴
17.厚真町で実践したいわたしの農業
18.同じ木でも場所によって味が違う!
19.健康に良い、魅惑の果実ハスカップ
というテーマで書いており、次のマガジンにまとまっています。
また、他にも、教育×○○をテーマにいろいろ書いています。
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